ぴろみん社長のひとりごと「この自分を生きる覚悟」
パーカー・パーマーの「いのちの声に聴く」という本を紹介されてよみました。
めちゃくちゃ響いた話はこれ。
「ローザ・パークスの決断」
ある日、黒人女性が、バスの中で白人の席に座った話。これだけの行為で、捕まってしまう時代に、どれだけの勇気で決断なのか、想像がつくだろうか。
私も本当のところは想像がついていないと思う。
この一人の女性のこの行動が世界を大きく動かすことになった。この行動には、「真の自己に嘘をつかない」「これ以上(自己)分断を許さない」という強い強い意志がある行動だから世界を動かした。
なぜ座ったかの質問に彼女は「疲れたからよ」と言っている。
足がつかれたとかそういうことじゃなくて、魂が疲れてしまったと。彼女の心が、彼女の存在すべてが人種差別的ルールによってもてあそばれ、彼女の魂がほんとうの自分を否定することに疲れたからだ。と
バスの前方座席(白人専用の席)に座っていると警官がきて「あなたがすわり続けていると、私たちはあなたを刑務所にぶちこむことになるんだよ」と伝えられ、ローザパークスは答えた。「どうぞそうしてください」
「40年間自らを刑務所に閉じ込めてきた苦しみに比べれば、石や鉄でできた刑務所が私にとってどんな意味をもっているでしょう。人種差別制度に従うことをやめて、ようやく今私は自らを閉じ込めてきた刑務所から解放されたのよ」
とここまでが本からの抜粋!
人種差別に関わらず、わたしたちは社会のルールに縛られ、ルールでないことにも縛られ、生きている人のどんなに多いことか。
ほとんどは自分で自分を縛っている。見えない縄で縛られているように見えるけど。
私自身も、自分自身で自分を縛っていることに気づき、見えない縄をふりほどき、
「(他でもない)この自分を生きる!!」
と覚悟を決めてから、というか、そうしないと生きていくことが出来なくなった時から、命が輝いてきたと感じている。
この自分とは、真の自分であり、美しい魂のままの自分。魂という野生動物が引き出された自分。
パーカーパーマーは、魂は野生動物のようだというけど、ほんとにそうだと思う。
真の自分とは、他の誰にも邪魔されない、自分も人も縛らず、存在で癒し癒されるそんな存在なのだと思います。
まだまだ真の自分をゆっくりと探していきます。
今、真の自分を取り戻すお手伝いをしてくれているのが、行動科学研究所の岩田洋治先生と岩田尚子先生です。
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