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ぴろみん社長のひとりごと「自分のちっちゃな了見を広げていく」

先日母と作家の藤本義一さんの話題になった。

藤本義一さんの雑誌の寄稿が面白かった。

http://www.teoria.jpより

↓↓

10人が同じ事を考えても、10人とも答えが違うのです。

フーテンの寅さんを各国の人は評価すると...

ドイツ人は
「日本映画であんな優しい男が登場したのははじめてだ」
フランス人は
「あれこそボヘミアン、自由な生き方だ」
イギリス人は
「あんな人が家にいたら困る」
アメリカ人は
深刻に「あれはダメだ、ホームレス寸前だ」
エジプト人は
「あの啖呵は素晴らしい、商売上手だ」
中国人は
「あんな人は珍しくない、中国ではみんな寅さんだ」
韓国人は
「あれは親不孝者」
日本人はどうか?
「優しく自由に生きたいが、家にいられたら困る」

人ってつくづく勝手だなーと思う。それぞれの状況によってフォーカスすることも思うことも違う。

何にフォーカスして何を思いどう表現するのかは自由。

問題は、周りの意見に惑わされて、自分が何にフォーカスして、何を思うのかもわからなくなってしまうこと。

表現は二の次で、してもしなくてもいい。

自分がどう思うかすらわからないと、常識にとらわれすぎていたりすると、つまらない生き方になるんじゃないか。

他の人の意見も面白い!と思えるには、広い世界を見たほうが面白いと思えるようになる。

日本人と意見が違うとえっ!?と思うことも、アフリカ人が意見が違ってもなんとも思わないだろうから。

見識の広い人と時間を過ごすだけでも全然違うはず。

自分のちっちゃな了見を知り、柔軟に広げていく。世界がどんどん楽しくなっていく。

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