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ひろみん社長のひとりごと「仕事の本質」

専業主婦をしている方が自分の価値がとても低いと思いがちであることを何度か聞いたことがある。

先日姪っ子が留学して隔離されたその部屋で手洗いで洗濯しなくちゃいけないと聞いた時、ふと桃太郎の話が思い浮かび、川に洗濯に行ったおばあさんのことを思い出した。

「桃太郎のおばあさんの気持ちが少しはわかったかしら」などと思ってしまった。

そういえば昔の仕事というのは、家族のための仕事がほとんど。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に。それが仕事だったはず。

今となっては、電気とかガスとかもあって、芝刈りに行かなくても良くなり、水道もあるから、洗濯は洗濯機でできる。電気もガスも水道もあっても、それでも家族の仕事はなくなるわけじゃない。

また他の見方をすれば、狩りに行っていたお父さん、木の実などを採集していたお母さん、家族の食料を手分けして手に入れようとしていた。これも家族のための仕事。

だから分業のカタチが変わっただけで、家族のために仕事をしていることにそう変わりはない。それなのに専業主婦は価値がないと思ってしまう、思わせてしまうのはなんなのか?

家族のための仕事こそが、仕事の本質だとすれば、誇るべき大切な仕事なはず。

他の仕事がしたいければすればいいと思うけど、価値がないと思うのはもったいないと思う。価値はある!

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