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ひろみん社長のひとりごと「私と娘の物語〜親元を離れる娘〜」

とうとうこの時がやってきた。19年半一緒に過ごした娘が大学生生活で一人暮らしをはじめる。

いや、ほんとは一年前にはじまっていたのだけど、コロナ騒ぎで一年のびた。

この一年はギフトみたいな一年だった。家にいる時間が増えて、お互いに大切にしていることを話す時間が生まれた。

お互いのどうしようもない最低なところもよくわかった。たくさんコミュニケーションをとりあって理解が深まった。

娘の良さも悪さもわかったのは家の中よりも、他の人の交流の中だったと思う。娘は他の人と一緒にいる時にこそ、個性的になって、本人らしさを放ったから。

とにかく自分より可愛いものや弱いもの(子供とか犬とか)には徹底的に優しい。びっくりするほど甲斐甲斐しくお世話をする。

そして自分より強いものとか生意気なものに対しては超厳しい。

メリハリが超はっきりしている。

でもこれは人とかいうことよりも、その事象に関してのようで、娘の方が私よりも明らかに上手なことに関しては超親切だった。

だから、私は娘にいろんなことで早く負けた方が優しくしてもらえそうだということはよくわかった。(負けられないこともあるけれど。)

2歳年下の弟は完全にライバルで生意気な存在らしく、最後まで厳しかった。ヒリヒリするほどに。

10年過ごした千葉、9年過ごした沖縄、そしてまた今度は九州へ旅立つ。ホームがたくさん増えていく。

各地で自分の世界と周りの世界が溶け込んで自由に生きていくんだと思う。

娘ちゃんがこれからも自分らしくたくましく優しく、そしてすごく生意気なままでみんなに受け入れられて生きていくことを今度は遠くから応援していたいと思う。

なんだかんだいって置いていかれる方ってさみしいな。(いつも置いていく方だから)

追伸
沖縄の親はなんて過保護なのかと思っていたけど、こんなに早く手放すからなのかも。とちょっと過保護になりたい気持ちも理解できました。したことないけど。笑笑

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