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ぴろみん社長のひとりごと「察しあう文化と説明し合う文化」

平田オリザさんの「わかりあえないことから」という本を7年くらい前から何回も読み返している。

表紙に書いてあるように、「いま、本当に必要なこと」を毎回教えてもらえる本だから、人にも勧めるし、自分でも何度も読んでいる。

日本語や日本人だからこその、コミュニケーションの特徴や、昔と今の時代の変化によるコミュニケーションの課題などがわかりやすく述べられていて、深く頷く!

今回、刺さったのは「察しあう文化」と「説明しあう文化」

もちろん日本は「察しあう文化」の方。欧米は「説明しあう文化」説明もせずに、主張もせずにわかってもらうことなんて不可能だから。

日本人の察する力は大事にしつつ、グローバルな世の中で説明もできるようになる必要があると筆者は述べている。

日本人の察する力と言ったら、海外の方からみたらエスパー並じゃないだろうか。

とはいえ、昔と違って今はそれぞれのバックグラウンドも大きく異なり、察することができないことも多いし、察しているつもりが全然勘違いだったりすることもたくさんある。

また察することができる人が、なんでお前は察することさえできないのかという、察しろマウンティングもよくある。

人に察することを押し付けない。自分は察してみてもいいけど、分かってないかもしれないという観点は欲しい。あと、やっぱり丁寧に説明できる力と聞く耳が欲しい。

コミュニケーションもすごく進化を求められているんだなぁ。

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