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ぴろみん社長のひとりごと「倒産は社会的な死」

今となっては天職とも感じる社長業も、長い間決断ができなかった私ですが

社長を引き受けることがずっと難しかった大きな理由の一つが、倒産させるのが怖いというものだった。

親から引き継いだ会社を倒産させた時、自分が生きていく自信がなかったから。

会社の倒産とは、社長にとっては社会的な死を意味するから。(見方によっては)

人からどう見られるとか、社会がどうとか、そういうことばかり思っているような、社会>自分の、自分がない状態で倒産などしたら、とても生きていけなくなる。

社会は社会!自分は自分!

と思えた時、会社を引き受けることができた。

ベストを尽くしてそれでもダメだったとしても、生きていく自信がついた。

自信がついたと言うよりも、社会的な評価がどうあっても、ずーずーしく生きていける気持ちになった。(実際に起きたときはわからないけれど)

社長になるかどうかで一度死というものに本気で考えた経験は今も私を支えてくれていると思う。

そういう意味で事業継承って言うのは、かけがえのない経験だなと思う。チャンスを与えてもらって感謝。

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