早く行きたければ一人で行け。遠くに行きたければ一緒に行け。【アフリカのことわざ】
以前から気になっていたフレーズです。英語では、”If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”。よくビジネス雑誌や記事、インタビュー等で引用されており、目にする度に引用のされ方が偏ってるなーと思ってました。
というのが、前半の「早く行きたければ一人で行け。」が低評価で、「遠くに行きたければ一緒に行け。」が高評価で引用されていることが多いからです。つまり、『仲間と協力して達成できました』的な内容に関する引用が多いんです。言い換えると、「早く行っても一人じゃつまらないだろう。」、「一人でできることはたかが知れてる」を暗に言ってるみたいで...
捉え方は人それぞれですが、私の考えは以下の通りです。
「早く行きたければ一人で行け。」と「遠くに行きたければ一緒に行け。」は同位
どちらが優れているも劣っているもない
状況によって使い分ける必要がある
それを踏まえた上で、私は前者の方が好きです。というか、前者をやった上での後者という感じでしょうか。要は、
(不都合が生じなければ)何事も"遅い"より"早い"方がいい
一人でできることを皆でやる必要はない → 一人でできることはやりきる(サボらない)
それを一緒に行くメンバー全員が各分野・責任範囲内で実施する
そうすることで、遠くに行く(=目標達成する)ことができる
ことに繋がると思います。ここで大事なことは、「遠くに行きたければ一緒に行け。」 において
一緒に行くメンバー選びが重要
メンバー全員が各自の分野・責任範囲内で「早く行きたければ一人で行け。」を実行すること
その上で、足りない部分を一緒に行くメンバー同士で補い合うこと
と解釈してます。いかがでしょうか?RPGでも仲間を選択する際、役割・バランスを考えますよね。そして、それぞれが各分野でその役割を果たすような行動を取ってる(取らせるようコマンド選択している)はずです。それと同じかと。
ちなみにアフリカって、今急成長してるってご存じですか?BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)、ネクスト11(ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、パキスタン、イラン、エジプト、トルコ、ナイジェリア、メキシコ)ときて、次はアフリカ諸国と言われています。というのが、人口増加率が高く、労働人口が多い(若い)ということです。我々のイメージしているアフリカとはかなり違っており、グローバル展開する上で重要なエリアになりそうです。
今回はこれまで。
以上
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