ブラック校則の思い出

 昨今、ブラック校則が話題だ。かくいう私も、2005年ぐらいにそのような高校に通っていた。実際は勉強が出来なくてそこしか通えなかったのだが。

 思い出せる限りの事を書くと、まず遅刻一回で原稿用紙一枚分の漢字を書き写すという罰則があった。
制服に名札を付けるのを忘れたら同様に漢字書き写し。
月イチで服装検査があり、下着(シャツ)は指定の色以外は認められない、靴下は学校ロゴ入りの専用品以外は不可。
髪の長さも指定があり、基準を少しでも逸脱すると罰則がある。やはり漢字の書き写しが待っている。
意味不明だったのは、髪の長さが基準以内でも服装検査の直前に散髪に行ってなかった場合は問答無用で罰則になる事だった。基準とは何なのか。
極めつけは、ノートの板書を少しでも書き漏らすと夏休みや冬休みに補習が一日増える事だ。
私はノートに日付を書き忘れているという理由で2日分の補習を経験した。
なお、通っていた当時の話であり今現在はどうなっているか分からない。

これは偏見だが、教員という人種は学校という権力を笠に着て、生徒を押さえつけ、痛めつけて悦に入りたい連中の集まりなのだ。
これらのブラック校則を見直そうという動きが出来ないのは、それが出来なくなるからだ。

私の知人も同様の体験をしている。校則について、教師宛に「この校則はどういった経緯や、どういった理由で制定されたのか」という質問をしたところ、「口答えするな!!!」と怒鳴り散らされたそうだ。

社会問題と化しつつあるブラック校則、これを機に全国的に改善されていく事を願う。
自分より若い世代が要らぬ苦労をしないためにも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?