「最初はパー」第5話 感想

はじめに

私のnoteを読んで下さっている方は、「あれ?なんで『最初はパー』の感想、第1話の感想、第2話の感想と来て、今回急に第5話なんだ?」と思われたかもしれません。

ドラマ自体は今までの放送回はちゃんと全部見てるんですよ。
しかし私、いつも録画をじっくりと2回以上見直してから、スマホのメモに感想をメモして、それからブログに感想を書くため、かなり時間がかかってしまうのです…

それが3、4話溜めてしまいました…申し訳ございません…
最後にも書いてありますが、今回の第5話はTVerで見たので、見直しながら先にサッと書いています…

ストーリーを続けて読みたいという方は、これから第3話と第4話の感想も書く予定ですので、そちらから読んで頂ければと思います。

1.ざっくりとしたストーリー(※ネタバレあり)

相田(小籔千豊)は入ってくるなり「今日の俺は機嫌が悪い」と不機嫌な様子で、生徒達に「この教室に裏切り者がおる」と言い出す。
大黒芸能お笑い養成所や相田自身の悪口をネットの掲示板で見つけたのだ。
ただ、相田が怒っていたのは自身に対しての悪口の内容ではなく、養成所で仲間のふりをしながら、心の中では養成所を良くないと思っている生徒がいるという事だった。

書き込みの中には、「こんな奴とは組みたくなかった」という物があり、相田はそれが一番許せなかった。


木島(青木紬)は、欠席している澤村(市川猿之助)が犯人なのではないかと疑い始める。

澤村が入院している事を知らないとはいえ、大事な相方のせいにされた豪太(ジェシー)は怒り、木島に殴りかかってしまう。

豪太は何とか怒りを沈め、相田は「澤村がネットに詳しいとは思えないので犯人とは思えない」と話す。

相田は、「その内犯人が出て来ると思うので、その時にどういう気持ちで悪口を書き込んだかを聞く」と怒りを滲ませる。

この日もいつも通りネタ見せが始まったが、市毛(迫田孝也)は「ネタを見せる雰囲気ではない」と弱気になる。

相田は、こんな寒い空気の中でネタをやってみろと言い、改めてネタ見せが始まる。

トップバッターは、市毛と下田(西洋亮)のコンビ「近頃、お腹の調子は?」。
ネタを見せる二人だったが、途中で相田に止められてしまう。

授業が終わり、豪太は澤村の見舞いに行く。
豪太は、持ちネタ「ドン、ドン、ドン、ドン、ドン引き、了解!」で澤村にいつも通りボケる。

今日の授業は、生徒の中にネットで養成所の悪口を書いた裏切り者がいるかもしれないため、相田の機嫌が悪かった事を澤村に話す豪太。

「ライバルの養成所の奴が書いたんじゃねぇか?」と大黒芸能養成所のメンバーを疑わない澤村。
しかし、「それにしては内部の事情に詳し過ぎる」と豪太。
ネットには、教室にいないとわからないような事まで書き込まれていたのだ。

豪太の話を聞いた上で、「うちらの養成所にはそんな奴はいないと思うよ。だって、皆仲良いじゃんか。」と、頑なに養成所のメンバーを信じる澤村。


一方、豪太の父・周郎(橋本じゅん)は、「豪太は出馬する」と、とある男に話している様子。
男は「豪太がお笑い学校に通っているらしいじゃないか」と問うが、周郎は「お笑い学校に通わせているのはスピーチの練習であり、卒業したらすぐに政治家になる」と笑う。

豪太は、澤村の病室で彼とネタ合わせをする。
いつも通りテンポの良い漫才をする二人だったが、最後の台詞を言おうとした所で澤村が座ってしまう。


生徒達は、屋上に集まり、本当に裏切り者がいるのか話していた。

みんな、このクラスに裏切り者がいるとは思えず、もはや相田からの「フリ」なのではないかとすら思い始める。


澤村の病室を出た豪太。
豪太はすっかり落ち込み、澤村と共にヤンキーに絡まれて殴られた時に、澤村と来た河原で寝転がりながら、自分は澤村と共に芸人を目指すのか、それとも芸人になる事を辞め、父と共に政治家の道へと進むのか考え始める。

相田は、ネットに書き込まれた悪口を読む。
彼は、自分や養成所の生徒の悪口の他、自身の過去について書かれている投稿も見つける。
そんな相田の元に、彼の元相方・正野(レイザーラモンHG)の今の相方である島地圭太(佐藤哲夫/パンクブーブー)が訪ねて来る。
島地は、「正野は天才で、俺には相方は務まらない」的な事を言う。
しかし相田は、「俺はこのお笑い養成所の生徒を預かっとんねん」と、正野と再びコンビを組むつもりは無い事を伝える。


遂に、澤村の病室に周郎がやって来て、周郎は澤村に、「君がいなかったら豪太は政治の世界に進む事は無かっただろう」と感謝を述べる。

澤村は、豪太が「澤村の手術代と入院費を父親から借りた」と言ってたため、そのお金を返せば良いと思っていた。
しかし、それが豪太がお笑いを辞めて政治家になるという条件だった事に気付く。

周郎は、「君の手術等が終わったら家族と一緒に引っ越しなさい」と澤村に告げる。

豪太の事を心配する澤村に、周郎は豪太から「俺は選挙に出馬するから、その代わり澤村の手術費と入院費を出してくれ」と言われた事を伝える。

豪太が自分のためにお笑いを諦める事を知った澤村は、いない豪太に説教をする。


澤村は、病院を抜け出そうとした所を止められた豪太に「お前、お笑い辞めるのか?」と聞く。

ドキリとした豪太に澤村は続けて「政治家になるんだってな?」と聞く。

冗談を言って誤魔化そうとした豪太を、澤村は殴る。
殴られ続けてもふざけ続ける豪太。

2.見どころ&感想

①相田先生の台詞「芸人はどういう状況であれ笑い取らなあかんがな」

不倫した芸人、闇営業した芸人、ペットボトル投げた芸人…
芸人はそんな事があっても人を笑わせる事が仕事。

「ん~…確かになぁ…」と強く思いました。

芸人さんって、どんな辛い事があっても、それを笑いに変えたり、隠したりして、観客や視聴者を笑わせてるんだと思うと、本当に凄いですよね。

だから、私たち視聴者は、イメージが良いと思っていた芸能人の悪いスキャンダルや噂を見ると衝撃を受けたり、その人のイメージが変わったりするんだと思います。

芸能人の方、いつも楽しい番組をありがとうございます…

②豪太の顎クイ♡

豪太が澤村に顎クイしたぁ~!!⤴︎︎︎⤴︎︎︎⤴︎︎︎
これは完全に私の自己満です。
ジェシーさん…いやいや豪太くん…ご馳走様でした♡((
あと、豪太が顎クイしてる時の澤村さん目線の撮り方ありがとうございました(ぺっこり45度)最高でした♡

③豪太による相田先生のモノマネ

最初は「あー、ふざけてんなー()」と思いながら見てましたが、途中で相田先生が「そんな言い方してへんやん!」とつっこんだ時に笑ってしまいました(笑)
結構シリアスな時にボケ入れてくれるとありがてぇ(笑)

豪太は相田先生のお面まで着けてふざけるんだけど、ぐちゃぐちゃになった前髪もまたイケメンだねぇ…((

④「最初はパー」のテンポの良い漫才!

何でいっつもこの二人の漫才に笑っちゃうんだろうな私は…(笑)
ジェシーのファンだからか…?ジェシーに甘いのか…?と思うんだけど、やっぱり笑っちゃうんですよね(笑)
二人のテンポが良い!私は豪太がボケで、澤村がツッコミの方が好きです(笑)

⑤すみれちゃんのネタの始まり方!!

みんなが屋上で犯人について考察した後に、
「今まで、隠していてすみませんでした」と言ってすみれちゃんの漫才が始まる…
この、シーンの転換の仕方、好きですね…

あと、賀喜遥香ちゃんの関西弁、滑らかな気がした…
調べてみたら、賀喜遥香ちゃんって大阪生まれらしいですね…

すみれちゃんの毒舌に圧倒されてる相田先生も好きでした…(笑)

⑥「お前から訪ねて来てんからお前の方から何か言えや!」

相田先生の元に訪ねて来たのに何も言わない島地に、相田先生が言ったツッコミ!
全視聴者、そのツッコミを待ってたと思います…(笑)
時計の音だけが流れるシーン、めっちゃモヤモヤした!!(笑)

私も無言の時間苦手なんですよね…(笑)

グループワークとかで全員無言になると、しんとした空気に耐えられなくなって、自分から話し始めちゃうタイプです(笑)

⑦やっぱり豪太パパ怖い…(ぴえん)

澤村の病室に周郎がやって来た時の緊迫した空気やばかった…
あの周郎が登場する時のBGMやめれる?(by菊池風磨)
流石の澤村も、周郎から目を逸らす…
そりゃそうだ。澤村は、周郎のせいで散々な目にあって来たんだから…

⑧「俺の命なんて二束三文の安い命なんだよ!!」

豪太が自分の手術費を払うために芸人になる夢を諦めた事を知った時に言った澤村の台詞。

このシーン、号泣しました。
豪太は、澤村を助けるために芸人になる夢を捨てて選挙に出馬する事にした。

澤村は、そんな事望んでなかったんだよな…
豪太と一緒に芸人になりたかったんだよな…

⑨澤村に殴られ続ける豪太

んー、なんだろ、やっぱり殴られてるジェシーくんを見るとバカレアを思い出してしまいますね…(笑)

いやいや、大事なシーンなんですここ。

自分のせいで夢を諦める豪太に怒る澤村。

このシーン、泣ける…

豪太だって本当は芸人を諦めたくないし、澤村だって豪太と芸人になりたい。
目指しているものは同じなのに、澤村の事を想う豪太と、豪太の事を想う澤村はすれ違う。

本当に仲の良い人たちが喧嘩する時って、お互いの事を想い合うからなんだろうなと思います。

⑩豪太の台詞「娘に、テレビに出てる姿、見せたいんでしょ?
─だったら、生きてくださいよ…
相方を死なせないためだったら、悪魔とだって取引しますよ。」

号泣です…(後半ずっと泣いてるやないかい)

豪太どんだけ良い奴なの…?

どんだけ相方の事大切に思ってんの…?

でも、悪魔とは取引しないでくれよな豪太…!

⑪澤村の台詞「死にたくねぇ…生きてぇなぁ…」

このシーンもまた号泣です…

そりゃそうだよ…まだ豪太と漫才でテッペン取ってないもん!!

澤村は、ずっと「生きたい」と言い続けるんですよ…
私だって澤村に生きてて欲しいようわぁぁぁぁん!!
って感じで見てました。
もう、感情爆発。

澤村、生きてくれ…

3.余談

完全に余談になりますが、私はいつも、この「最初はパー」を録画して見てるんですよね。
でも、今回の「最初はパー」第5話は他の番組の録画と被ってて、初めてTVerの見逃し配信で見ました。

TVerめっちゃ便利!!見逃し配信めっちゃ便利!!

友人から「とあるアニメを見ろ」というLINEが来まして、「そのアニメが録画されるせいで最初はパー見れないんじゃ💢」とLINEしたらなんか論破されてイライラしました。

きっと他の何かの事についてイライラしてたんでしょうね…
申し訳ない…

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