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フォーカスライト

こんばんは。今日は推し語りです。

私はMAN WITH A MISSION(通称マンウィズ)が好きです。おそらく中学生くらいの時から。ライブに行くレベルではコミットしていないものの、MVは一通りチェックしています。頭は狼、体は人間という究極の生命体5体によるバンド。英語を中心とした歌詞と中毒性が高い曲に痺れます。

好きな曲はいろいろあるのですが、今日なんと最推しの曲のMVがYouTubeで公開されました!!!!!

はい、《フォーカスライト》という曲です。2012年のシングル「distance」のカップリング曲で、結構人気がある曲です(5周年のベストアルバムに入っていた)。なんと、監督と撮影が木梨さんらしいです。公式Twitterで流れてきた時にびっくりしました。

先程歌詞が英語中心、と言ったのですが、こちらは全編日本語の歌詞です。Gt./Voのジョニさん(ジャン・ケン・ジョニー、サムネ右から2体目)の柔らか高めの声とメインボーカルのタナパイ(トーキョー・タナカ、サムネ左から2体目)の太め硬めの声の対比が良い(まあこれは全曲そうですが)。

歌詞の解説なんかを始めるとただ冗長なだけなのでやめますが、今はない、だけど確実に自分たちに影響を与えたものに対する憧れをはじめとする思いを綴っていると言うのがざっくりしたところでしょうか。青春系です。結構青いけどそれが良いんです。

特に好きなのがここ。タナパイのところです。

『もうここにいる場合じゃない』なんて無理に涙のむより
泣きじゃくりながらも走る方が 生きて行ける気がするんだ

かっこよくないですか。この言葉に高校受験も部活の大会も大学受験も救われたんですよね。本当に支えになった曲です。ことあるごとに聴いて、テンションを上げていました。歌詞も大好きで、ノートに写しとっています。あと、黒歴史的な部分もあるのですが、高校で頼まれた合格体験記のタイトルにもお借りしました(私は今でもフォーカスライトが示している意味内容を学校生活において必要なものだと思っています)。

で、MV。すごく爽やかで、それでいて柔らかめの曲なので、どんな映像が来るか楽しみにしていたんですよ。そしたら、かわいい。いつものマンウィズに見られるカメラワークキレキレの超かっこいいやつじゃなくて、ちょっと手振れがあったり柔らかさというかゆるさを全面に出していたり、ある意味で「マンウィズのMVらしくない」映像だったんです。でも、ものすごく合っていました。いつものだと、多分違う曲に聞こえる。「爽やかさ」とか(あんまりこの言葉使いたくないけど)「エモさ」みたいなものの中にある「青さ」と言ったら良いのか、そういうちょっと恥ずかしくなるような心にしまった部分を表すのには、多分微妙な柔らかさとぬけ感が必要だったんだと思います。

木梨さんの描く「フォーカスライト」はこう言う世界なんだなあ、と思うと同時に、ああ、私がこの曲に感じていたものってこう言う映像になるとまた広がって見えるなあと思ったのでした。ものすごい広い意味での翻訳の問題なんですけど、別の人がカバーしているパターン(サンボマスターさんがカバーしているのが一瞬Twitterに流れたんですよね)とかでも変わってきますよね。

大好きなこの曲に映像がついて嬉しかったです。マンウィズは名曲揃いなので(他にも《higher》とか《Colours》とか)、ぜひ聴いてみてください。

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