天鳳民のありがたみ

 前回、私は麻雀研究における角田真吾氏の英断について触れた。
 今回は、天鳳民(特に鳳凰民)のありがたみについて触れたい。

 私が牌譜解析が可能なのは鳳凰卓で麻雀を打ってくれる人たちのおかげである。
 牌譜が公開されても、実際に打つ人がいなければ、意味がないからである。


 前述のとおり、私の牌譜解析は

2009年~2017年までの天鳳鳳凰卓のクイタン赤アリの東風戦東南戦

 を対象としている。
 実数にして約150万試合、約1400万局に及ぶ。
 2018年以降の牌譜はまだデータベースに加えていないが、1年分の牌譜を加えれば、さらに20万試合加わることだろう。
 
 これだけの牌譜が集まったのは天鳳の鳳凰卓で打ってくれた方々のおかげである。
 東風戦・東南戦を問わないで合算した場合(ただし、赤なしは除く)、

 1万試合以上打ってくれた方は23IDとなっている。
 5000試合以上打ってくれた方は167IDになっている。
 2000試合以上打ってくれた方は786IDとなっている。
 1000試合以上打ってくれた方は1745IDとなっている。

 彼らが天鳳位を目指して真剣に対局しなければ、天鳳の牌譜解析結果、シミュレーションパラメータを牌譜解析で得たシミュレーション結果に説得力がなかったことは言うまでもない。
 ここに鳳凰民に対して深く感謝する次第である。
 どうもありがとうございました。


 それでは。

補足
 彼らの主観がどうであれ、私の謝意が変わらないのは角田真吾氏の場合と同様である。

もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。