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天鳳名人戦、来期も開催が決定する

 これまで8期行われた天鳳名人戦。
 それが来期も行われることになったらしい。

 今回は天鳳名人戦に関する私の思い出について述べたい。
 まあ、話すことは牌譜解析関係ではあるが。


 私が天鳳名人戦に興味を持ったのは、「天鳳名人戦って牌譜解析できるんじゃね?ならば、解析データからなんか言えるんじゃね?」と思ったことがきっかけである。
 このことに気づくまで私は天鳳名人戦にはほとんど関心がなかった。

 ただし、いつから始めたかを私は覚えていない。
 私が持っている天鳳名人戦牌譜解析に関するエクセルファイルを調べたところ、2015年3月以前の牌譜解析以前の牌譜解析結果はなかった。
 同時期に福地さんが次の記事をアップしているので、2015年3月頃から牌譜解析を始めたと言っていいだろう。

 上の福地さんのブログの記事は第1期から第4期までの牌譜解析である。
 以後、気が向いたときに、天鳳名人戦の牌譜解析を行い、その結果をブログに公開するようになる。
 当時はこのデータを使ってどうこうしようという発想はなかった。

 そんな状況に転機が訪れる。
 第7期から私の牌譜解析が公式に使われるようになるのである。
 福地さんの仲介でスリアロチャンネルのウェブサイトに天鳳名人戦の牌譜解析結果が掲載されるようになった。

 そして、現在に至る。
 第7期から第8期に変わるにあたり、牌譜解析プログラムを作り直し、意味のあるデータを一つの解析プログラムで出せるようにした。
 このプログラムの使用価値を増やすためにも天鳳名人戦には長く続いてほしいものである。


 さて、天鳳名人戦を解析して気付いたことがある。
 それは、

通常の天鳳と天鳳名人戦は共にラスのペナルティが重いルールではあるが、素点が成績に反映される点が異なる。にもかかわらず、局単位の成績は大きく変わらない

ということであった。
 そのことから「麻雀ってルールによって局単位の数値はあまり変わらないのではないか」という仮説を考えたりした。
 もっとも、この仮説は「smartリーグ(従前の『天鳳リーグ(仮)』)」や「Mリーグ」の牌譜解析結果によって怪しくなるのだが。


 しかし、今後はどうなるだろうか?
 去年からMリーグが始まった。
 その関係で、従前のプレーヤーが出ないといったこともあるのかもしれない(詳細は知らない)。
 しかし、天鳳はAIの対局を認めていることなど、様々なことにチャレンジしている。
 その点を踏まえれば、天鳳名人戦もうまくいってほしいものである。


 では、今回はこの辺で。

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