自殺未遂をした時を振り返る。中編

ガッタンゴットン電車に乗っている時間が暇なので、少しづつ続きを書いていこうと思います。出勤前にギターの練習をしたから左の指先が痛い!


ここどこ?

ここに来るまでゲボを吐いていたので、ベッドの上では念の為上半身起き上がる姿勢をもらった。看護師さんに「ここは救命救急センターだよ。それくらい危ない状況だったんだよ。」と普通に怒られました。ただの入院病棟じゃなくて救命救急センターに運ばれたということに驚きつつ、鼻から刺されてるチューブとか、体に繋がってる医療器具の説明を受けた。

鼻から刺されてるチューブ→飲みすぎた薬の作用を消す炭の液体を流し込む道具。胃に直接ぶち込まれている。便意を感じてトイレに行くとシャバシャバの炭液がお尻から出てきた。
胸あたりに貼られてるやつ→心拍数を図る道具、3個くらい貼られてたけどあとは忘れた

心拍数 

当初私の心拍数はとても早くてMAXで120だった。看護師さん曰く、普通の人でも高くて90とからしいので100〜120の心拍数というのは異常らしい。普段心拍数とか全く気にしない人間なのであまり危機感はなかった。でも退院直前の心拍数は80〜90くらいで本当にやばかったんだなぁとしみじみ思った。

救命救急センターの暇つぶしは難しい

自分の今置かれてる状況とか、医療器具の説明とかを一通り終えた後、シャバシャバ炭液をお尻から出しつつも薬の効果で目が冴えてしまい全く寝れない。確か午前1時か2時くらい?普通に生きていたら行く事のない救命救急センターの観察も飽きた。そしてとても残念なことにスマホに一切触らせてもらえない。本も雑誌もない。唯一置いてあった看護師さん向けの医療用語集を読んでもいいかと聞いたら断られた。水も飲ませて貰えないから喉渇くし、寝れないし、暇だし、とても長い時間が過ぎて行った。

両親召喚

よく分からないけど、退院するには原則的に誰かにお迎えに来てもらわなくてはならないらしく、看護師さんに電話番号を伝えて両親に来てもらうことになった。後で分かったことだけど、病院より先に警察から自殺未遂してほやほやの時間に連絡があったらしい。そう言えば救急車に乗っている時にスマホのパスワードを伝えて父親の電話番号を教えたような教えていないような。まぁ連絡があったってことは多分教えたんだろう。両親に学校に行けなかった時のような迷惑をかけたくなくて心配をさせてくなくて、もうこの子は大丈夫だと安心してもらいたかったのに、結局迷惑をかけてしまった。やっと朝方になった頃、高速道路を走らせてやってきた両親が血相を変えて来た。意外と母はそこまで情緒不安定になっておらず、父は今まで見た事ないような顔をしていた。ケロっとしている私を見て少しだけ安堵した表情になったあの瞬間を私は忘れないと思う。今もだけど本当に親不孝な娘だと思う。本当にごめんなさい。



わー、こうして書いてみると案外長いな\(^o^)/最初は1つの記事で書き込もうとしたけど前中後で分けないとアホみたいに長くなって自分でもよく分からなくなりそう。次は後編を書きまーす!ここまで書くとちゃんと書き切ってみようと思う。

って所まで書いてたのにずっと下書きだった。なので今公開してみる。

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