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【日記】前田優季をよろしく

今日も少し日記を書こうと思います。紅茶を飲み終わるまでの少しばかりのお時間、お付き合いいただけますと幸いです。

今日のお茶はLUPICIAの「跳ねて龍」。新年のお茶ということで味からもう賑やか。でも余韻はくどくなくてすっと消えていく、まるでお正月の騒がしさと終わり際の寂しさが浮かんでくるようです。そんな紅茶。

◇ ◇ ◇

先日友人が結婚したそう。超めでたいよ。すごいよ。よかった。本当によかったね。私ちょっと泣いちゃったよ。
ただそれよりすごいなと思っちゃったのが、相手が義理のお兄さんだったんだよね。つまり、関係図を図に表すとこう↓

お互いの実家同士もめっちゃ仲良しらしい

そして結婚式はしないそう。それも良いねって言ったら、したとしてもお前は呼ばんって言われた。なんで?私友人代表スピーチ書く準備万端だったんだけど。まあ何はともあれおめでとう。

ていうかもう同い年が結婚していく年齢か。そうか。やべー。色んな焦りが出てくる。

LINEの友だち一覧を眺めていると、小中高のときの友人が、当時よりすっかり大人びた表情で並んでいる。ウェディングフォトや左手の薬指がやけに眩しい写真も少なくない。ほとんどは卒業と共に疎遠になり、結婚しましたの報告も私は受けていない。それが、なんとなく寂しい気がしてしまう。

私は友人たちの「過去」なんだな、と思う。かと言って今急に連絡したとて私は地元から遠く離れた地にいるし、何よりマルチの勧誘を疑われて蜘蛛の糸が如く脆くて細い繋がりを全力で絶たれかねない。なので私は思い出の中でじっとしていることにする。

そんなことを考える歳にもなったので、最近化粧水などを買い足した。主に夜用に、エイジングケア用品を用意した。正直私は歳を重ねることが何より怖い。今この瞬間にも刻一刻と老化が進んでると思うと、心の底がすっと冷えるような感覚がある。

もちろん歳を重ねるメリットも実はたくさんあるし、良い歳の重ね方をする人もたくさんいる。でもそれはそれとして、私だけは歳をとりたくない。なので抗う。可能な限り全力で抗う。

ちなみに紅茶には抗酸化作用があり、毎日続けて飲むことで老化予防になるそうです。皆も飲もう。紅茶。美味しいし。な。飲もうな。飲もうよ。

◇ ◇ ◇

最近、noteをいっぱい更新しようと思っています。別に大きな理由があるわけでは無いけど、生きた証を何かに綴れたらいいなと思うので。
noteを日記として使っている方もたくさんいるので、私もそれに倣って毎日日記を書こうと思った。でも、私日記って書けないんだよな。ぼーっと生きてるから。
なので日記にはこだわらず、適当な文章たちを投稿しようと思います。老後に見返すんだ。

その第一発目が「同じ穴の川獺」でした。これは実際に私が体験した出来事を、ちょっとだけ誇張したほぼノンフィクションです。

この形式、実は続けたいなと思っています。私の分身「前田優季」に、ちょっとだけ話を盛ったほぼノンフィクションを体験してもらうという形式。前田が今回体験したのはかなり不思議寄りのお話だったけど、色んな形で私の日常をおもしろおかしく前田に体験してほしいなと。

ちなみにタイトルはもちろん「同じ穴の狢」から取りました。前田が訪れた『喫茶おそ』と『ちゃっこパン』(チャコペンみたい)は別の店だったが、実はどちらも前田を化かすために現れた実態の無い何かだったという、「一見別なように見えて本質は同じものであること」を小泉八雲の「むじな」というお話にかけて、このタイトルになりました。別に『喫茶おそ』と『ちゃっこパン』のことを悪いものと言いたかったわけではないです。

そして狢がなぜ川獺になったかと言うと、『喫茶おそ』の「おそ」は川獺のことだからです。ちなみに『ちゃっこパン』のちゃっこは猫のこと。川獺も猫も、狸と狐のように人を化かすことで知られていますね。

◇ ◇ ◇

そんなわけでぼちぼちお茶もなくなりましたので、本日はここら辺でおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました。

みなさま、良い夢を。

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