【日記】それでも僕は読んでない

先日、Audibleで「夏へのトンネル、さよならの出口」を聴いた。7名の声優さんたちによる朗読はもはやボイスドラマに近く、ついつい聴き入ってしまった。めちゃめちゃ面白かった。

基本私はAudibleを家事のお供に聴くことが多い。あとは電車移動中とか。スマホ見たり本読んだりすると酔っちゃうのよね。まあとにかく何かの行動と共に聴いてることが多いけれど、このお話は後半ただ部屋で体育座りしてじっと聴き入っていた。すごすぎた。

そして!「成瀬は信じた道を行く」のAudible版配信されましたね!!本は紙で買っていたけど、もちろんAudibleでも聴きました。鳴瀬さんの朗読もストーリーも最高だったよ~~~~~ありがとう、ゼゼカラ。ありがとう、宮島未奈先生と成瀬シリーズの作成に携わってくださった皆さま。「本屋さんでめちゃ見るから」くらいの気持ちで読み始めたけど、本当に出会えてよかった作品です。

あとあと、「言葉の園のお菓子番 孤独な月」も配信されてた!心温まるお話で大好きです。連句に興味が出てくるのはもちろんのこと、本屋さんのポップに目が行くようになったり家にある読んでない歳時記をめくってみたりと、生活が彩られていく感覚がある。シリーズたくさんあるけどAudibleでは配信がまだ先なので、先に本で読んでおこうかなと思っている。

しかし、こうして新しい作品に触れる一方で、買ったが読んでない、所謂「積ん読」というものも存在する。たくさん。上記のように歳時記とか。しかも歳時記は2冊ある。家にあるが読んでない本は数えきれないし、数えるのが怖い。

でも、皆あるよな。そういう本。私だけじゃない。それに、無理に読むのってなんか違うし。気が向きゃいつか読むし。

とは思うが、こういうのがあるから「本が好きです!」とは中々言えないなと思う。本当は好きなことを好きということに必要な条件なんてないんだけど。ちょっとでも好きなら好きって言っていいんだけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?