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2020/4/25 SAT. 日記

今日は26歳最後の日。検温36.3℃。快晴。
よく晴れたいい日だったので布団を干した。干した布団は太陽の匂いがするし、いつもより暖かく感じる。

昨晩、友人たちの提案でオンライン飲み会をしました。
彼ら彼女たちとの交流は5年前、大学を超えた交流イベント(冬に雪山でキャンプするというもの)で出会ったのがきっかけで、
イベント後も度々集まっては飲んだり誕生日を祝ったりするような交友関係が続いている。
まずは近況報告をし合った。
それぞれ異なる業種で働いたり、大学に残って研究を続けていたりで、バリエーション豊かだった。
そしてそれぞれのところで、それぞれコロナ禍の影響を受けていて、その話もした。
おおよそどの人たちも在宅に移行していたけれど、在宅ではできない仕事も勿論あって、その難しさについても共有し合った。
特に印象的だったのが公立小学校で働く友人で、
「休校措置となってからは各児童の自宅に宿題を車で届けに行っている。公立なので各家庭ごとに格差はあって、オンライン授業を開催するのも(各家庭のオンライン環境を整備することの難しさから)難しい。それに学校給食もないので、機能不全家庭にいる児童の栄養状態も心配している。」
と言っていて、状況はかなり深刻なのだと感じさせられた。
「自分たちは今、歴史上に残る状況下にいるんだね」なんてことを話した。
そして、事態が収束したらまたみんなで飲みに行こうね、と約束した。

オンライン飲み会のあと、パートナーとLINEのビデオ通話をした。
その日あった出来事を話し合う。とはいえ、毎日仕事でそんなに代わり映えのない日々である。
パートナーは出社日で会社まで行ったらしいけれど、昼を食べに行っても多くの店が休業しているらしい。
駅ビルはほぼ閉まっているとのこと。ビルじゃなくて店舗営業しているお店があるという感じらしい。
昨日は焼肉屋のランチに行ったと聞いて、少し羨ましかった。
「いいなあ」というと、「いーだろー」と少々ムカつく顔をされたので、怒りながら笑った。
時々外食の味が恋しくなる。まあ、そうは言っても私は元々外食はそんなにしない方だったので、懐かしくなるという感じに近い。
パン屋さんの菓子パンとか食べたくならない?ファミレスのチープな味とか。
というか、毎日自分でご飯を作って食べる日々なので、誰かに作ってもらったものを食べたりしたい。

最近、パートナーとのビデオ通話は、LINEにデフォルトでついているフィルター機能を使ってよく遊んでいる。
これがめちゃくちゃ面白い。飽きずに無限にやってしまう。
喋りながらフィルターをかけあって、互いに爆笑している。笑うと元気になる。

かなり深夜を回ったので「そろそろ寝ようか」と解散した。
私が就寝したのは午前3時を回る頃だった。

睡眠を記録できるアプリを起動させて、試しに寝言録音機能を使ってみた。
今日の昼前くらいまでまどろみながら何度も二度寝を繰り返していたのだけれど、なんだか嫌な感じの夢ばかり立て続けで見ていて、
録音されたものを後で聞いてみたら「もうやだ…」という寝言と、すすり泣くような音が録音されていたので、
自分が思っている以上にストレスが溜まっているのかもしれないなどと思った。
眠っている時にうなされている自分の声ってなんかやだな。あんまり楽しいものじゃなかった。

買い物に行くかどうかで悩んだ。
最近はスーパーが空いているだろう12時ごろを狙って行くのだけど、割とだらだら眠っていたので時間が迫っていた。
まあでも明日行くのも面倒くさいし、日曜の方が混んでいるかもしれないし、外に出ていないし、天気はいいし、
今日行ってしまおうと、えいやと外に出た。
片道15分くらいの道のりを歩き、コンビニとスーパーへ行った。
狙い通りというか、あんまり混雑していないタイミングで入店できたので良かった。

先週に引き続き相変わらず、パスタやインスタントラーメンなどの乾麺と、ホットケーキミックスや小麦粉イーストなどの製菓材料の棚がすっからかんだった。
みんな在宅に勤しんでいるんだなあというのがスーパーの棚で分かる。
今日は先週より多くは買わなかった。野菜や卵、冷凍保存できない生鮮食品を買った。あとお酒。

いつのまにかツツジの咲く季節になっていたんだと気づいてびっくりした。そりゃそうだよね、もうすぐ5月だものね。

家に帰ってくる時、戸建ての家の窓からリラックマがこちらを見ていたので笑った。

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また別の通りすがりの戸建の家の駐車場で、レジャーシートをひいてお母さんと幼い子ども2人とが家でピクニックしている?場面に出会った。
もう片付けているところだったけれど、子どもは小さな背中に小さなリュックを背負ってお菓子の袋を持っていて、
お母さんはシートを片付けているところだった。
私はその時「家に閉じこもりきりの子どもたちの気分転換に工夫をこらしているのかなあ、すごいなあ」と思った。

帰宅すると、この前卒業した大学の教授からポストカードが届いていた。
卒業式がなくなって、卒業証書を大学で受け取るだけの小さな会を3月中旬にしたきりだったのだけれど、その時に私が6年分の思いを綴った手紙を渡したのに返事を書いてくれたのだった。
まだたったひと月前のことなのに、懐かしくなって、嬉しい気持ちになった。
研究室の人たちみんな元気にしている、と書いてあったので安心した。

冷蔵庫に買ったものをしまってからは、絵を描いたり、テキストを読んだりした。
母からLINEで「クリームパンを作ったよ〜作りすぎちゃった」と写真が送られてきた。
母もまたSTAY HOMEを実行している。
見ていてお腹が空いた。テレポーテーションがいつか現実のものにならないかな…

今日は土曜日なので、普段よりたくさんお酒を飲んでいい日だと決めている。
だからお酒を飲む前に日記を書こうと思った。
これから酒のアテを作ってひとり居酒屋を開催することにします。

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