不育症検査　その3杉ウィメンズクリニック②

杉ウィメンズクリニックで検査を受けてきました。

持ち物は問診票と他院での検査結果、流産した時のエコー写真でした。

最初に助産師さんと面談があります。問診票を見ながらこれまでのことを聞かれます。お話ししたことを問診票に追記していってくれます。問診票を書いていて改めて気がついたのが、体外受精での流産は5週4日と同じタイミングで流産してるということ。たまたまかも知れないけど、何となくここに壁を感じました。

助産師さんとの雑談で、コロナの今でも北海道や九州から患者さんが来ていることや、他院の検査で問題なくて最後にここに来ている人がやはりたくさんいることなんかを教えてくれました。助産師さんが何度も、しっかり診ていきますからね。と言ってくださっていたのが印象的でした。

次は杉先生の診察です。助産師さんが追加してくれた問診票から、必要な情報をカルテに記載していきます。そして血液検査の結果を見て、「何で○番なんて調べてるんだ？」「なんか怪しいなー」等ブツブツと言っていました。

そして、「これちゃんと検査できてないね」と言われたものもありました。NK細胞の検査です。たしかに基準値が18〜24なのに、私は10しかなかったんです。低い分にはいいかね、なんて通院してる病院で話してたんですが。。

血液検査の取り扱いが書かれた本を見せてくださり、「あなたお盆の金曜日に採血してるの？お盆で検査機関お休みだったんだじゃない？この検査は細胞が死なないように、採血したらすぐに冷蔵庫に入れないとダメなんだわ。そして検査機関で診てくれるのは月〜金曜日。冷蔵庫に入れなかったか、翌週検査に回されたか。とにかくちゃんと検査できてないよ。まあ、別にうちじゃこの検査項目は診ないのでいいんですけど。」と。

えー！私この検査の前の水曜日に採血に行ったんですけど、その時検査項目足りてなかったって翌日病院から電話が来て、金曜日に直ちに出頭して採血したんですけど。。

出頭、と言う言葉に側にいた助産師さんも笑ってました。

ちなみに、再度採血して調べたのは、NK細胞とTh1/Th2、ビタミンDでした。後から知りましたが、NK細胞とTh1/Th2は杉ウィメンズクリニックでは調べても仕方ないので調べない項目としているようです。。ホームページに書いてあったのですが情報が多すぎて全然読んでない。。

ほとんど検査はやり直しなのかなと思ってましたが、使えそうなものはないか見てくださった結果、これらを検査しました。

この日はほとんど出血はなかったのですが、一応生理だったので子宮内の診察は次回結果を聞く際になりました。結果は10月上旬には出るようで、最短で予約を入れました。

先生の診察の後、助産師さんによる採血でした。「血液は体から出た瞬間固まろうとするの。うちはクリニック内に研究所があるから、固まってしまう前に独自に処理をして、必要な成分を検査に出しているの。だから、他院で調べられなかったことも調べられるのよ」

なるほど。素晴らしい。。というか、そうしないと正しく検査できないのであれば、通っている病院しかり、杉さん以外で検査するのって意味あるのかな。。ちゃんとしているところもあるだろうけど、ここまでの体制は難しいよね。。

なんてことを思ってしまいました。

ここで何も引っかからないなら本当に何もないんだろう。でもできれば引っかかって欲しい。何かしらの対処をしたい。

検査結果を待つ間、三度目の採卵周期に入ります。

どうか引っかかりますように！

ちなみにお会計は10万かかりませんでした。電話した際、セカンドオピニオン的なことはしていない。先生が必要と判断した検査は重なってもやらせていただく。なのでフルでかかる場合12、3万かかるからそこまで金額は変わらないと思っていてください。と言われてたけど、ちょっとは安くなった！よかった！