良いとこどりな学び方 ~レバンスとアクションラーニング~
アクション、から連想するもの
Action, アクション。。。
「アクション」というと
クレヨンしんちゃん好きのわたしは真っ先に彼が思い浮かびます笑
(画像出典:http://neoapo.com/characters/30913)
せーいぎーのかーめん、あくしょんかーめーんー
ごーごーごー
日本でもブームになりつつあるこの Action Learning、ご存じですか?
実は名物授業の一環として Action Learningに特化した授業があるのですが、なにしろかなり重いらしいのですが、なんと春学期に開講されている。
しかもしかも、病院の看護部の課題を解決するとかなんとか?
教授と相談して来学期とることにしました!
頑張る。
Action + Learning というくらいだからなんだか動きながら学ぶの?
なにかをしながらの学び?というイメージはわきます。
また今後授業で履修して知識が深まるかと思いますが、今回は授業でさわり程度に習ったことを書いておきたいと思います。
Action Learning とは
アクションラーニングとは、Reg Revans さんによって提唱されました
写真からは可愛いおちゃめなおじいちゃん、という勝手なイメージ笑
ものすごく偉大な方です。
アクションラーニングとは端的にまとめると
「リアルなビジネスにおける問題 Problem に対して解決 (problem solving)をしながら学ぶ (leraning along the way)」というものです。
ひとつずつ細かく分解していくと、
① リアルなビジネスにおける問題
アクションラーニングの大切なことは、架空やロールプレイではなく、現実世界におきているリアルなビジネスの問題に着目することです。
② 問題解決
解決をしなくては意味がありません。5人ほどのチームをつくって、半年以上かけて問題解決を目指します。
③ ~しながら学ぶ
ここがアクションラーニングの肝となる部分。普通のプロジェクトは問題解決が優先で、学びは付属品という形ですが、ALにおいてはLearning + Workのどちらもが最優先です! along the way という部分が強調されます。
つまり、リアルな問題を解決しながら同時に学ぶことができる、という一石二鳥な形式になります。
アクションラーニングの大切な定義
Revansさんは同時に、アクションラーニングのformulaとしてこんな文字式で表しました
L = P + Q
L;Learning
P; Programmed / traditional knowledge
Q; Questioning to create insight
学びとは、知識と効果的な問いかけから成り立つ。
ふむふむ。
数式にすると途端にかっこよくなりますね。
わたしには TO=T+M+R (ツナマヨおにぎり=ツナ+マヨ+ライス)くらいしか思いつかんわ。いや、今純粋に日本のツナマヨおにぎりが恋しいだけ。すみません、つまらなくて。
一般的なプロジェクトと何が違うの?
アクションラーニングが一般的なプロジェクトと異なる大きな事柄は、
① コーチがいること
② learningが最優先されること
③ 振り返りのデブリーフィングが求められること
だと思います。
アクションラーニングには、チームメンバーには属していない「コーチ」の存在が大きいです。
コーチはプログラムに関わるけれど、チームが円滑に進むように整えたり、サポートすることが役割です。例の、円滑屋さんです。
(私もまだ実際にアクションラーニングを経験していないので、この部分はまた実際に経験してから書きたいと思います)
そして、② ③ については上記したように、アクションラーニングの目的は 「問題解決をしながら同時に学ぶ」ことなので、オンタイムの振り返り・デブリーフィングが頻回に行われるそうです。
そんなこんなでまとめてみましたが、
こればかりはやはり経験してみないと「リアルな部分」が見えてこないので、また半年後に戻ってきたいと思います。笑
今日のは5分というか3分くらいの短さになってしまいました笑
参考文献
The Wiley Handbook of Action Research in Education
Craig A. Mertler
John Wiley & Sons, 2019
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