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続唱型トライバルズーで環境に挑む(対5C独創力)

どうもですme-kunです。
今回はタイトルにもある通り対5C独創力について書いていこうと思います。

まずハッキリ言って相性は最悪です。メインは相手が事故ってくれないとほぼ勝てません、サイド戦からも基本きついです。
その理由はレポートの中でも何回か書いていますが一度まとめていきます。

1 そもそも執政官どうにもならん
こちら側の基本戦略では残虐な執政官をどうすることもできません
一応力線の束縛で追放したり種となるトークンに除去を撃ったりして抵抗はできますが、出されてしまうと力線以外だと稲妻や部族の炎の火力二発で沈めるぐらい
で、そんなことやってリソースを削って頑張っている中独創力側は……
頑強で!
素出しで!
キキジキでキキジキコピーするわwwww 
あっ(独創力素引き)
(#^ω^) おい
こんな感じで強い二の矢三の矢を繰り出してきます。というか矢と書いてはいるけど実際は弾です。一発の破壊力が違い過ぎます。
どうすることもできないと書いた割に抵抗はできるけれど本当にきついです。はい

2 力線の束縛は禁止にした方がいいんじゃないかな
お前も使ってるやろがいと言われそうですが独創力側が使うと凶悪さが際立ちます。
今回わざわざ5C独創力と書いていますが、基本的にジャンド型と白が無い4C型はこちらのカヴーやドラコを除去することが難しく二撃程入れてしまえば火力の圏内に入ってしまいます。
もちろん致命的な一押しや終止、除去以外だと火+氷でタップなど他の型でもある程度対処法はあるものの基本的に対処し辛そうな印象。
しかし力線の束縛はメインに4積み、さらにこちらがサイドから用意した神聖な力線をデッキの力を落とすことなくメインデッキのカードでどかすことができてしまいます。
まあそもそも……


3 神聖な力線出してもやられるときはやられる

自分はトライバルズーのサイドに神聖の力線を積んで三か月半程環境に身を投じていましたが、出したとて6/6飛行が出てくることに変わりはありません(あたりまえ体操)
また無理なマリガンをすることで負ける可能性もあり、初手キープで出せても何回も力線の束縛で追放されてきました。
そもそも力線自体は根本的に何もしないため、デッキのカードパワーが落ちる=ゲームスピードが落ちるということなのでロングゲームになりやすくなり、そうなってくると手札の消費が早いこちら側が不利になっていきます。
そもそも神聖の力線+除去+クリーチャー+色が合う土地=要求値高すぎん?っていう
一方相手側は鏡割りの鏡像や苦々しい再開等手札の入れ替え手段が多く、有効牌を引きこむ力に長けています。
そもそもこちら側は土地が一枚出るだけで用意できてしまうトークンや二枚分の対処札を強要させる鏡割りの鏡像、他にも続唱をシャットアウトする時を解すもの、テフェリーや出てしまった執政官等対処しなくてはいけないカードが多すぎる。
やっぱり力線の束縛禁止でいいんじゃないですかね()
まあそうなるとこちらも除去に四苦八苦するんですけどね。

4 続唱デッキが故の
今度は続唱型トライバルズー側の事情を
自分が使っているデッキの主な除去は稲妻部族の炎力線の束縛激情の四種
力線は出た後にも使えるけれど他は二手必要でさらに一度ハンデスをくらっている状況で2:1交換なんてしていたら間違いなく相手の二の矢で
負けます。激情なら3:1交換ですし
一応自由枠でよく使われているカードで時を解すもの、テフェリーならバウンスして対処はできるし他にも除去を入れることは出来るものの所詮は一時しのぎ……難しいところですね。

次によく対策カードとして挙げられるものを並べてみましょう。

↑で書いている通り
 
自〇志願者かな?


四月レポートを見てください(一敗)


続唱デッキに入れるカードとしては微妙か

 
他にも夏の帳や激しい叱責、仕組まれた爆薬、漸増爆弾等がありますが前者二枚はデッキに合わないし別のカードとの併用が求められるのがマイナス
後者二枚は採用できないことはないけれどトークン以外の戦略(頑強とか素出しとか)に対して無力、爆薬は2マナ構え続ける必要もあるし
対策カードで上がっているものは全てこちらの記事から引用しました。

高山の月や漂流自我等も試しましたが効き目薄かったですね。
この辺りは記事を見た方が早いか
少なくとも上記のカードはこのデッキには対独創力カードとして合っていなかった。ということですね。

まあ対策カード以外でも基本構えていくより土地フルタップで手札を叩きつけていくデッキが構えることを意識して展開を遅くしていけばそりゃあねってのもあるし構えて出しても呪文貫きされるし

5 レポートの対独創力戦績から見た考察
note上で書いている戦績は5C型が0-2(身内戦入れるなら1-2)
ジャンド型が2-0
実は1月に当たった独創力は5Cと書いたけどもしかしたら4C型だったかもしれないかなあって(二敗)
まあそこを除くとしても2で書いている通りカヴーやドラコの除去が難しいジャンドには勝てていることがわかります。
まあジャンド戦の1つは執政官じゃなくてセラの使者が捲れたことで勝てたという運勝ちな側面もあったので勝てたとはいえな部分はあるのですが……
とはいえジャンド型はこちらの除去に対して無力な為やりやすいです。5C型は強力な除去に加えて呪文貫きで妨害までしてくるためこちらに構えさせることを強要し展開を難しくさせる。
ちなみに仲間内での調整会ではほぼ負けています。勝率2割くらいでしょうか
やはりドワーフの鉱山は禁止でいいのではないか

6 もうオルヴァール入れるしかないじゃん&現在のリストと調整意図
4で触れていなかった対独創力最終兵器オルヴァール
今こいつをサイドに入れて調整を行っています。
一応これを入れたことで最近は身内でのオンライン調整会でも勝負になるようになってきました。
勝率2割から4割くらいには上がったでしょうか、まあ見ての通りきついことには変わりないですけれども
現在調整しているリストがこちら

直撮りの方が楽じゃないかって思うた故の

エラダムリーの呼び声オムナス等レン&オムナスのデッキ構成を参考に組み直し独創力戦で出しにくい血編み髪のエルフを減量
(4ターン目は独創力が動いてくるため血編みをフルタップで出してターンを返すと執政官がほぼ確実に着地してくるため)
表現の反復を入れたことでリソース回復が容易になった。
そして以前より急務としていた対レン&オムナス戦で機械の母、エリシュ・ノーンを出されて詰む展開に対しての回答としてフェールス・ロキーリク将軍を再び採用、ゴーレム軍団で圧倒していきたい。表現の反復とのシナジーが雑に強く多色呪文が途切れにくくなり以前に比べ使いやすくなった。
ただレン6に弱いというウィークポイントがあるため出すタイミングに気をつけての運用となる。
オムナスは神聖の力線を外す関係でバーン対策の回復手段を用意する必要に駆られ採用に至った。ここでも反復と組み合わせることで派手な動きを高い再現性ですることができるようになり土地も安定して伸ばすことが可能になった。
反復や4月から入ったアゴナスの雄牛のドローが強烈で独創力やレンオムと調整をしているときにしばしばフェッチで持ってくる土地が枯渇したり残りデッキ薄くない?ってなることが多く、土地増やしたいというか60枚越えてもよくない?ってなり現在デッキ枚数65枚です。
実際これで普通に回っているしとりあえずこんな形で調整したいと思う。
というかヨーリオン禁止後も80枚で回しているデッキもあるぐらいだし65枚ぐらいまあ、うん
ちなみに調整会で最近やりあっていますが対レンオム勝率そこそこ良いです。エリシュノーンは出されると本当にきついのでなるべく出される前にケリをつけましょう。もしくはこちらもエリシュノーンを出しましょう。
途中から対レンオムやバーンになってしまったけれどとりあえずこういう感じで


あるかもしれないこと
仲間内の独創力使いの人と独創力のパーツ何かしら禁止出そうよねという話題が最近よく上がるようになりました。
上記の調整相手のレンオムも禁止改訂に備えて同じ人が組んだデッキです。実際Gold fish上でも使用率1位になりモダン神決定戦でも神も挑戦者も独創力という具合、正直何かしらある可能性は高いのかなあというのが個人的な見解です。
まあこの辺りは言ってもしょうがないところではあるのでしっかり対策積んだ上でやっていきたいところですね。

負け方
ここまで色々書いてきましたが実際の負けまでの流れがわからないと実感しにくいと思うのでその辺りを最後に置いておきます。よくある例としてイメージしていただければ
こちら先攻(書くのが面倒なのでフェッチセットは省いています)
私 トライオームセット ハンド6

相手 トライオームセット ハンド7

私 土地セットからカヴーやドラコ ハンド5

相手 土地セットから力線の束縛もしくはレン6や苦々しい再開、次のターンに氷でタップというルート ハンド5~6

私 土地セットから工作員等、カヴーやドラコ、部族の炎唱えから除去を構えることも ハンド4

相手 土地セットから鏡割りやテフェリー等 ハンド4~5

私 土地セットからテフェリーやトークンを除去しにいく

この時もう1枚除去が無い時点で次のドワーフ独創力でほぼ詰みます。手札と盤面がハゲて火力が届かぬライフまでいってしまいます。
よしんば除去を撃てても二撃目の独創力や頑強までいくと難しい。そもそも着地されている時点でハンドと盤面に干渉が入りライフゲインも入るため火力での勝ち筋も難しい。
カヴーやドラコで二撃は入れておきたいところですが一撃が精々という塩梅、二撃入れてしまえば火力によるゲームエンドも見えてきますがそこをライフゲインで潰されるのもしんどいところ
下手したら二ターン目苦々しい再開から三ターン目頑強なんてこともあります。
呪文貫きと力線の束縛へのヘイトが高まる5C独創力、赤黒想起が赤黒不快という風に呼称されることがありますが正直独創力も5C不快……はい


これはヘイトじゃなくてリアル(詭弁)
というわけで続唱型トライバルズーの対5C独創力について+αでした。
全編私怨まみれの内容でしたがそれぐらい勝つのが難しいということで一つ温かい目で見ていただければ幸いです。
君もトライバルフレイム顔面5点で気持ちよくならないか?

続く

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