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大会に参加して🔰当日


  2022年6月。家事をぎりぎりまでこなし家を出た。電車が遅延の為開始時刻に間に合わない。途中下車し会場までタクシーで向かった。


会場

   大会会場、2階の受付から階段にも列をなしていて、女性参加者の姿がちらほら見えて少し安心しました。
  会場入、テーブルには盤駒が既に並べられていました。初戦の対局者と向かい合って座る席のつくりで、開会式まで大会ルール用紙をみていました。
  開会式後半、運営のテーブル後ろに先生方が入られ、私の席はテーブルから近い位置にありました。先の先生が「私は対局後の感想戦が大切だと思っています。」と話され(私感想戦出来るだろうか)、続いて先生のあいさつ「(思う存分に指してくださいね)」という内容を先生の言い回しで話されて(あぁ本物だ)と思いました。

対局


 1局目、終盤でスタッフからチェスクロックに変えますと伝えられた後 すぐに詰まされていました。感想戦では左の桂馬は跳ねない方がいいと、スタッフには歩を7三に指すより7四に指してから、と金に成らせた方がよかったのでは?と教えてもらいました。        

   2局目、終盤に端から攻められてしまいました。感想戦、駒を少しずつ動かして、相手駒を誘導する作戦を教えてもらいました。

  3局目、自分の持ち時間切れ負けに、丁度詰まされていました。終局後、少しお話しをして同じ教室に通っている方々と参加したと聞きました。

   全3局指し、相手は全て居飛車でした。制限時間10分ってよくできてる(丁度詰む)と思い (そう囲うんだ、そう攻めるんだ)とみたことがない盤面になりました。私が参加したのは5級までのクラスで対局者は皆さま女性でした。

    相手の戦法を見て囲いを変えられる方(高度)、駒を確認される方(裏表を)、相手の指し手にうなずく方…それぞれの個性がみえて、勝てませんでしたがとっても楽しかったです。

  TLで別の大会を優勝されている方の呟きをみかけ「将棋してると他のことを考えず集中している時間ですき」と、棋力は全く違うけどそれは私も同じだと思いました。 

指導対局

   3局目の後くじを引いて、先の先生になりました。「指導対局初めてです」とお伝えすると「八枚落ちにしましょうか」となりました。しかし駒落ち知らずな私、とりあえず囲い始めてしまったのです。先生は同時に5~7人程みられているので、私の一手一手は進みが遅く時間がかかってしまいました。

 「(どうしてこういう手を指すのだろうか…)」と悩ませてしまったように思います。私が恐縮していたからか、柔らかい内容の話をしてくださり、優しく、何とか詰むようにしてくださいました。でも三手詰が分からず銀の動きも間違えてしまい、でもでも最後までみてくださいました。


大会後

   表彰式。入賞された方々と先生方との写真撮影、この時にやっと気持ちがほっとしました。    対局中や大会中の皆さまをみて、通っているお教室は素敵な所なのだろうなと思いました。他、私のように1人で申し込んだ方もいました。
  始まる前は不安でいっぱいでしたが、不思議と居心地が良くて、心配し過ぎの取り越し苦労でした。
  なぜか各所から連絡が入る日で、ちょこちょこ姿が見えなくなる参加者で失礼いたしました。運営スタッフの皆さま、大変お世話になりました。