<歌声> "良い声"ではないから、
良い声悪い声とかではなく商業的に成功する歌声というものは存在すると思っています。何人も聴いてきました。そして私はそれではないです。それになろうとしたけど、なろうとしてなれるようなものでは無いです。声質、声帯は才能です。私はいつもちょっと疲れてくると自分の声のことを考えています。「あともう少し明るければ」「ダミってる成分が無ければ」「聞き心地が良ければ」などと嘆いています。
もちろん自分の声だからこそ出来た音楽の仕事はあります。誇りです。その時だけはこの声で良かったと思えました。昔「君はボーカル向きじゃないと思う」と言われたことがあって、でもまあその通りだなと思いながら泣きました。悲しいので。事実は認めますが悲しいものは悲しいです。
元々の素質だけではなく、技術というか
それこそ上手い下手だとかグルーヴのセンスだとか
染み付いてしまっている暗い(音が篭もる)発音の仕方とか、そもそも相当耳が悪いとかは努力で100%改善できるものではないと思います。良くて70%。
きっと声・歌声に対するコンプレックスは一生付き纏うと思います。
だから今は「ミシウの声はどうでもいいけど、曲はすごく良いよね」と言われることを、そう思われることを目標にしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?