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年末の写真詐欺


こんばんは!
今夜からは少しずつインパクト強の猛者たちの話をしていこうと思います。

恋人とお別れしたのは12月半ば。
それはもう街はクリスマス一色の頃でした。
自分から別れを告げほんのりと後悔している中
どうにでもなれ〜!と思い勢いと自暴自棄ではじめたマッチングアプリ。
もちろん、自暴自棄な状態ですからいい出会いなんぞ来るわけがなかったのです。笑
そしてなぜだか即座に3名の方とアポ取り成功、出会いの大海原へいざ出発して行ったのでした。

中でもインパクト強めだったのが
写真が別人だった写真詐欺の方でした。
その方について話をします。

その日は同じアプリの方と出会うのが2本立ての日で
夕方まで他の方とお会いしていました。
ちなみにわたしがやってきた中では正統派の方が多いと言われている某アプリです。
はじめに会っていた方は私よりも2個くらい年下だったかとおもいます。
プーさんみたいなのほほんとした雰囲気の方でしたが
なんとなく違うなあという気もしつつ昼頃から夕方までで解散。
そして夜、場所を変えて写真詐欺男と会うことになるのでした。

この方とはその日の午前中に少し通話をしていました。
年齢は3,4個上の方で会話の内容が面白く会ってみたいなあと思っていた所
良かったら会わない?と提案があり、夜ならとの事で承諾したのでした。

電車で向かう最中もその方とやり取りをしつつ到着。
いざ待ち合わせの駅に着きますと人が多いのです。
するとその方から電話がかかって来ました。
そしたら近づいてくるではありませんか
写真とは全く似ても似つかない男が。
でも電話もしていて話している感じも絶対にこの人。
初めて全くの別人がやってきてわたしは驚愕!驚愕!驚愕!
顔も違がければ公開してあった身長にも違和感、全てが違う人がやって来たのです。
空いた口が塞がりませんがここで叫ぶこともできず、とりあえず会った手前帰るのは申し訳ないという気持ちに負け居酒屋に向かうことに。

なんと言うことでしょうか、居酒屋に向かう道中手は繋いでくるし、流し目はしてくるわで、もしかしてここでなにか痛い仕打ちにでもあうのではないか……という恐怖にも飲み込まれましたね。笑

何とか無事居酒屋に到着。
普通のチェーン店の居酒屋でした。
履物を脱いで上がったのですが、同時に目線が私と同じ高さ。
わたしは軒並み普通の背丈の159cmです。
この時思いました、履いていた靴は恐らくシークレットブーツ。
こんな詐欺の度合いあるのか!?となりまして
席へ向かうと隣同士で座れる席。最悪でした。

ここから2時間耐えに耐え抜く会話が始まるのです。
だんだんと顔が、体がこちらに近寄ってくるところを何度阻止したことか覚えていません。笑
話すペースがやけにゆっくりだったので尋ねたところそちらの方がセクシーだからという自論を広げられて泡を吹きそうになりました。
そしてやってきましたお開きの時間。
店に入った2時間前、その時に頼んだものしか食べずお会計になりました。

そして彼は言うのです、僕は割り勘主義だと。
何も聞いてねー!と思いつつ
わたしもお金のトラブルは怖いのでと2000円程渡して帰路へ向かいます。
それまで駅に向かう道中も手を握られ、もっと君のことを知りたいだのなんだの言われ全ての言葉をのらりくらりと笑顔で交わしやっと改札へ。
それではまた と互いに挨拶をし、各々帰るのでした。

あまりの恐怖に心の中は氷河期を向かえたのかというくらいには震えながら帰ったことを覚えています。
こんな人がいるのか、、、と初めて植え付けられたマッチングアプリへの恐怖心でした。

ちなみに使っていた写真を画像検索してみたところ
インフルエンサーの方のお写真だったことが発覚しました。
そりゃあ違う人がやってくるわけですよね?
それ以降、整った顔で写真構図が綺麗な方は避けるようになったのは言うまでもないでしょう。

これが年末、自暴自棄だった頃の自分の身に訪れた恐怖体験でした。
この方に会ったことがきっかけでこのアプリは辞めたと言っても過言ではありません。笑

みなさんも顔、そして写真構図をよくよく分析してみてください。
何かがおかしいと思ったらその方は他人の写真を使っているかもしれません。

以上が年末の悲劇でした。
しかし、それでもまたアプリをはじめる日が来るのです。
その後の出会いの話の続きはまた次の記事で。


me.

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