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「一品」純米大吟醸:ドジャーススタジアムVIPでの提供秘話


「一献で 時代の心 語り出す」
オリジナルの俳句をもとに「水戸天狗党の乱」を交え、フィクションの短編ストーリーを書いてます。

筆者が嗜んだ感想


まず、私なるとはドジャーススタジアムのVIPルームで「一品」純米大吟醸を飲んだ経験はありません。
しかし、このお酒を飲んだ時、と言うより前知識で「フルーティーである」「ワインのようだ」など様々な感想を目にしました。
フルーティーと言えば、同じ茨城県の「菊盛 純米大吟醸」と言う酒がありますが、これこそがフルーティーでいい意味で米(山田錦)の繊細な香りを楽しめます。

さて、後述にもありますが、こちらの「一品」純米大吟醸ですが、初手の呑み口では「おぉ〜」と米の香りで鼻に抜けるでしょう。その後、舌の両側でシッカリとした余韻を感じます。

つまり、大吟醸ですが酒の基本がシッカリと感じられ、これぞ『日本酒』と感じられると思います。
飲み過ぎ注意です、アテは那珂湊 鰹の塩辛 少量、〆のメシが欲しくなる旨さです。メシは、硬めに炊いた常陸太田産『コシヒカリ』がお薦めです。

また、水戸駅に訪れると駅ナカに地酒を楽しめるお店があります。いつも混んでいますが、地酒が楽しめます。もちろん車での飲酒は厳禁ですが、300ml,720mlでもお土産に購入できますので、機会があれば立ち寄るのもいいですね。

それでは、「一品」純米大吟醸についてお話しを始めます。

吉久保酒造と「一品」純米大吟醸の概要

吉久保酒造は茨城県水戸市に本拠を構える老舗の酒蔵で、1790年(寛政2年)に創業しました。
つまり、天狗党の乱より70年ほど前の創業なんですね。歴史を紐解いてみると水戸藩の騒動はこの地域(少し離れた場所ですが)、魂消橋(たまげばし)近辺で天狗党烈士の晒し首などの場所でもあった…という話もある場所です。

魂消橋(たまげばし)は、茨城県水戸市にある歴史的な橋で、特に天狗党の乱と関わりが深い場所として知られています。
この橋は、幕末の水戸藩士が起こした天狗党の乱の舞台となった地域の一部であり、歴史的な背景を持つ場所で地域的に浅からぬ所以があるかもしれません。

これを機会に、天狗党の乱〜桜田門の変などの書籍を開いてみるのも良いかもです。
もし可能であれば、拙著ですがドキュメント風に記してありますので、ご一読いただければ幸いです。(Kindle Unlimited)

余談になりましたが、戻ります。
200年以上の歴史を持ち、伝統を大切にしながらも、常に革新を追求してきました。特に「一品」というブランドは、同社の看板商品であり、純米酒から大吟醸まで幅広く展開されています。

「一品」純米大吟醸はその中でも特に高級ラインで、精米歩合が50%以下という丁寧に磨かれた米を使用しています。米の芯まで磨き上げることで、雑味がなくフルーティで豊かな香りが特徴です。また、旨味が濃縮された深い味わいと、滑らかな口当たりが特徴の一本です。日本国内のみならず、海外でも高く評価されており、日本酒ファンにとっては一度は味わいたい逸品です。



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