No.10 35ステップス(オータム)劇団四季時代の私 4 八月真澄 2022年10月14日 23:38 動画は私自身の編集。1987年に四季のオーディションに合格し最初に出演したのが「オペラ座の怪人」初演だった。その次がこの「35ステップス 秋バージョン」。この作品はSong & Danceスタイルであらゆるミュージカルソングを歌うというショー形式。私が歌っているのはミュージカル「Show Boat」の中の「Can't help lovin' dat man」。この曲は映画の中ではエバ・ガードナーが演じて歌っているようだけど実際は「アネット・ワーレン」が歌っているらしい。私が最初に聴いたのは「リナ・ホーン」がシャドウボーカル(吹き替え)を歌っていると聴いたけど・・・とにかくどちらにしろエバが歌っているのではないことは確かだ。 ただこの曲を歌うようにキャスティングされた私は原曲を一回ぐらい聴いたかもしれないがオリジナルのマネをするのが性格に合わず自分なりに感じたとおりに歌ったのでアネットのカバーでもなければリナのカバーでもない。八月真澄のオリジナルスタイルで歌った。聞かせどころは高音ファの音を地声で歌った部分。ここはメゾソプラノかソプラノの音域。これが「ベルティングボイス」と言われる発声法だ。この音を地声出だしたのは劇団四季始まって以来 私が最初だったらしくプレビュー公演の時、劇団員たちが見ていてスタンディングオベーションをしてくれたらしい。私が38歳の時で、一番声が出ている時のエピソードだ。 #私の仕事 #クラブハウス #劇団四季 #ベルティングボイス 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート