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オンラインによる処方箋受け渡しサービス広がる/6~11月上半期DgS決算

トモズと日本調剤、テレビを使った「J:COMオンライン診療」を開始。ファミリーマートが処方薬を最短翌日に受け取ることができるサービス「ファミマシー」の対象店舗を、2月から約4,500店舗に拡大した。6~11月に上半期だったDgSの業績は、どこも絶好調。6社とも大幅な増収増益をはたし、クリエイトSDHDは、通期を上方修正した

《略号の表記一覧》
DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収


クスリのアオキHD サンエーからSM事業を取得

クスリのアオキHDは1月5日、サンエー(新潟県糸魚川市)のSM事業をクスリのアオキが取得すると発表した。

クスリのアオキは、2020年のナルックス(石川県)子会社化を皮切りに、京都府、福島県、岩手県などのローカルSMを買収し、買収した店舗の食品強化型DgSへと業態転換を進めている。2022年12月には、石川県の三崎ストアーのSM事業を譲受したばかり。

サンエーよりSM事業を譲り受けることで、SMの持つ新鮮な食材の品揃えとDgSの持つヘルス&ビューティ・日用品、処方箋を取り扱う調剤薬局を組み合わせることで、より顧客利便性の高い店舗を構築する。

マツキヨココカラ&カンパニー 投資企業と共同でファンド設立

マツキヨココカラ&カンパニーとSBIHDの100%子会社、SBIインベストメントは1月16日、国内外の有望なベンチャー企業を投資対象とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「MC&C投資事業有限責任組合」(MC&CFund)を2023年4月に共同で設立すると発表した。

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