見出し画像

ウエルシアプラス1号店がオープン/ ツルハHDの第3四半期は2ケタの増益

ウエルシアグループが2026年2月までに全面的にたばこの販売を中止する。健康経営を目指す小売業の中で、今後、同様の動きが出てくることが予想される。イオンウエルシア九州が、第1号店「ウエルシアプラス大野城若草店」をオープンした。

《略号の表記一覧》
DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収


ウエルシアグループ たばこの販売を取りやめ

ウエルシアHDは3月24日、グループ全店でたばこ製品の取扱いを2026年2月末までに終了すると発表した。

同社は2021年に、「ウエルシアサステナビリティ基本方針」および「ウエルシアグループ健康宣言」を制定しており、今回の取り組みはその一環となる。

一部では、健康関連商品を主力とするDgSでたばこの販売を中止する動きがあるが、大手DgS企業で全面的に扱いを中止するのははじめて。

小売業にとって、たばこの売上は決して小さくなく、とくにCVSではたばこ関連の売上構成比が2~3割になるところもある。

ウエルシアグループが、今回たばこの販売を取りやめるのは、健康を配慮する店舗のイメージ向上を狙う意図がある。また、健康志向を訴求するプライベートブランド(PB)、「からだWelcia」の開発を進める。

今後、たばこの販売中止の動きがほかのDgSに波及することも予想される。

イオンウエルシア九州 ウエルシアプラス1号店を出店

イオンウエルシア九州は4月6日、第1号店「ウエルシアプラス大野城若草店」を福岡県大野城市にオープンした。

ここから先は

4,577字 / 6画像

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?