［くすりのレデイ新空港通り］フジデリカと協働した「惣菜売場」の実験店

ドラッグストア（DgS）が自社で、店内加工をする必要がある惣菜売場を管理するよりも、専門店に任せる方が現実的である。グループ企業の「フジデリカ」の惣菜売場をインストアで導入することによって、客数と買上点数を増加させた、くすりのレデイの実験店を紹介する。（編集部　日野 克哉）

惣菜売場の導入後、客数が12％増加した

レデイ薬局は2023年4月18日、関連会社の大手スーパー「フジ」の惣菜部門を担当する子会社「フジデリカ・クオリティ（以下フジデリカ）」の協力を得て、惣菜の店内加工も行う惣菜売場の実験を開始した。

▲［写真1］レデイ薬局は「フジデリカ」の協力を得て、惣菜の店内加工も行う惣菜売場の実験を開始した

生鮮4品（精肉、青果、鮮魚、惣菜）のなかでもっとも利益率が高いのが惣菜だが、ドラッグストア（DgS）が自社で管理するのが難しいので、専門店のフジデリカに委託する方法をとっている。フジデリカのDgS出店は初となる。