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フォトリポート DAISO マロニエゲート 銀座店 人気の新業態と旗艦店の圧倒的な店づくり

2022年4月、大創産業が3本柱に掲げるブランド(ダイソー、Standard Products、THREEPPY)をはじめてワンフロアに集結したのがマロニエゲート銀座店だ。3業態合計497坪の売場に、圧倒的な品揃えを展開。同社の最新の売場づくりを紹介する。


元百貨店 銀座の目抜き通りに出店

同店舗が出店するのは銀座の目抜き通り沿いに立地する「マロニエゲート2」館内。この建物は、もともとダイエーが経営していた百貨店「プランタン銀座」であった。地下には食品スーパーマーケット(SM)のオーケー、地上1〜5階にはユニクロ、G.U.などファーストリテイリングのブランド店舗。そして6階ワンフロアがすべて大創産業のテナントとなっている。

商品の品揃えはどの店舗も同じだが、この銀座店はいち早く新商品を取り扱う旗艦店としての役割を持つ。銀座という土地柄も意識しており、コスメラインの取扱いアイテム数はほかと比べると多めだ。

また環境配慮型のアイテムを大きく扱っているのも特徴的。100円均一=大量生産で環境負荷が高いというイメージを持たれがちだが、環境にやさしい素材やリサイクル素材を利用した商品を取り扱い、サステナブルな消費生活を応援していく。

平日はオフィスワーカーと近隣住民が、休日は観光客でにぎわうという。同店舗は銀座という買物空白地帯に出現したオアシスのような存在といえるかもしれない。

生活雑貨カテゴリーを彩る2つの新業態

2021年にスタートしたブランドが「Standard Prodacts」だ。「ちょっといいのが、ずっといい。」をコンセプトに、デザイン性が高いアイテムを税抜き100〜1,000円で品揃えする。

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