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【ドラッグストア白書2021】DgSとファーマシー企業のランキング&DgSのグルーピングを徹底解説!

上位10社で市場の7割強のDgS業界

ドラッグストア(DgS)の2020年度の業績は、昨年2月以降に広がった新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)による需要の変動を大きく受けた。

感染予防対策としてマスクや衛生用品の需要が拡大し、DgSへの客足が大きく伸びた。また内食需要も伸びて、食品部門を強化しているDgSの存在感も高まった。

一方、訪日外国人客が激減し、インバウンド需要は壊滅的な状況となった。外出を控えることから、化粧品、スキンケア関連商品の売れ行きも伸び悩み、とくに都市部に立地するDgSは大きなダメージを受けた。

DgSの2020年度売上高ランキングを見ると、前年からトップ10社の顔ぶれに変化はないが、企業間で業績の明暗を分けている。

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