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DgS業界で続くDX導入/マツキヨココカラ、今期は売上高9,500億円を予想

DgS業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)導入の動きが続く。ツルハHDはオンライン服薬指導サービスの提供を開始。クリエイトSDHDは新たな買い物サービスを導入した。ファーマシー業界でもクオールが多店舗オペレーション改革支援サービスを導入した。3月期決算の業績が出揃った。マツキヨココカラ&カンパニーの売上高は7,299億円、サンドラッグは6,487億円だった。

《略号の表記一覧》DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収


ツルハHD オンライン服薬指導を開始

ツルハHDは、メドレーの提供する、かかりつけ薬局支援システム「Pharms」を導入し、オンライン服薬指導サービスの提供を5月16日から開始した。導入した店舗は、ツルハの調剤薬局全343店と、くすりの福太郎の95店舗、杏林堂の71店舗(5月16日現在)。グループのツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本、レデイ薬局、ビー・アンド・ディー、ドラッグイレブンでも順次導入していく。

「Pharms」は、個人情報セキュリティの高い環境(クライアント認証機能や二要素認証機能)を整備し、お客が安全・安心に利用できるサービス。

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