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新CI導入。DgS業態から「マツキヨ」という唯一無二の業態に転換

マツモトキヨシは「新しいコーポレート・アイデンティティ(CI)の展開」「プライベートブランド(PB)の開発」などの取り組みによって、ドラッグストアという業態ではなく、「マツキヨ」という唯一無二の「業態」を目指す。(編集部 日野 克哉)

新CI導入の2号店 マツキヨ独自の業態を目指す

2022年2月16日、「マ」の新CIを展開した2号店「薬マツモトキヨシ豊田駅前店」が移転オープンした。新CIが発表されて以降、同社の店舗・POP・SNS・PBなどで積極的に「マ」の新CIが展開されている。

また、これまでのマツモトキヨシの店舗では「薬」という文字が看板に表記されていたが、新CIの店舗では「薬」という文字はなくなり、たとえば、処方せん受付は写真1のように処方せん受付サインで表現している。

[写真1] マツモトキヨシの新CI「マ」

薬屋もしくはドラッグストア(DgS)としてではなく「マツモトキヨシ」が唯一無二の業態ということを主張したCI戦略である。

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