マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.㉘アマナイメージズ〜令和6年7月3日発行・新札の偉人似顔絵〜
どうもどうも、吉良です。
毎日、梅雨が明けたかのような暑く湿気のある日が続いていますね。まだ日差しに慣れていないので、クラクラします。
そんな酷暑の真っ只中の7/3(水)から新札が発行されましたね。
僕や僕の周りでまだ新札を持っている人はいないのですが、手元に新札がやってきた方はいますか?いたとしたら、かなりの強運ですね。あやかりたいです。
新札が発行された3日(水)は日本女子大学の講義だったのですが、なぜかカメラマンや取材陣が日本女子大学の創業者の成瀬仁蔵氏の名前を冠した成瀬記念館と旧成瀬邸にいたのでどうしたのかなぁと思っていたところ、
新一万円札の肖像となった渋沢栄一氏は日本女子大学の創立者である成瀬仁蔵氏を支え、日本女子大学校設立に携わったひとりであり、さらに第三代校長を務めた人物だと言うことがわかり、びっくり!まさに新札発行の日に、ゆかりの地にいる僕は「何か持っているな」と改めて感じました。
渋沢栄一氏が日本女子大学と縁があるとなると、今回選ばれた新札の3偉人には共通点が生まれますね。3人共に大学、つまり教育に関わっているということです。津田梅子氏は津田塾大学。北里柴三郎氏は北里大学です。
まったくの余談ですが、電通時代の先輩に渋沢栄一氏のお孫さんがいて、とてもお世話になりました。
マンガデザイナーズラボは10年ほど前から株式会社アマナイメージズが運営している画像素材(写真・イラスト)ストックサイト「Qlean Market(キュリン マーケット)」に登録されている偉人イラストを制作してきました。
今回は新札発行が発表されたことを受けて、2023年10月から渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎を新規で制作しました。
新札に採用された人物下記を似顔絵とともに紹介します。
●渋沢栄一
明治・大正期を代表する実業家、指導者であり「近代日本経済の父」と呼ばれています。500社以上の企業、約600の教育機関・社会公共事業の設立・支援に携わっており、日本初の銀行である第一国立銀行や、東京証券取引所、日本女子大学も含まれます。
●津田梅子
女子高等教育と女性の地位向上に生涯を捧げた明治・大正期の教育家です。
岩倉遣外使節団と共に、日本で初めての女子留学生のひとりとして渡米しました。帰国後、女学校で教鞭をとった後、女子教育の普及のため女子英学塾(現・津田塾大学)を設立しました。
●北里柴三郎
微生物学者・教育者で「近代日本医学の父」と呼ばれています。
ドイツに留学し、近代細菌学の開祖であるコッホに師事しました。国内外での伝染病予防と治療に貢献しており、破傷風の予防・治療方法の開発や、ペスト菌の発見などをしました。北里大学を創立しました。
ご覧いただいたように用途によって好まれるタッチが異なるため、複数のデザイナーで似顔絵を制作しています。
これまでも大河ドラマに合わせて織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などを制作したり、その後に話題になりそうな偉人をアマナイメージズさんと国内外問わずピックアップして新作を制作してきました。
次回のプロデュースもお楽しみに!
今回制作した新札の偉人(前述)を含め、これまでマンガデザイナーズラボが制作した偉人似顔絵についてアマナイメージズさんが記事も作成してくださりました。ぜひあわせてご覧ください。