3/18 中国の新型コロナ状況&上海状況(上海で市中感染者の入院例0に)
上海から飛行機で2時間半。中国の南国、海南島三亜(タイトル写真)に行っておりました。中国では全土が低リスクエリアになり、いよいよ旅行やイベントなどを再開する動きが出て来ました。実際、海南島へも多くの高齢者・若者がリゾートへ遊びに来ていました。ホテル宿泊も、1週間以内のPCR陰性証明は必要なく、健康QRコード緑と検温でOKでした。
実は、中国政府文旅部では、3/12に、今後は低リスクエリアでの旅行や娯楽施設の制限に対して、防疫対策を行いつつ、一方で徐々に再開し、各省・市・区単位で、当地の状況に合わせた対策をとるようにという通知が出ました。レジャー・娯楽経済の復興が、これから中国全国で本格化してきますね。
実は、私は海南島在住者ではないですが、なんと海南島海棠区からの一斉SMSがスマホにきました。18〜59歳の住人を対象としたワクチン接種の呼びかけですね。珍しいSMSなので記念に記録。海南島では上海よりも一般市民に対するワクチン接種が盛んな印象を受けました。上海ではまだ一般市民へのワクチン接種は始まっていません。(3/18現在)
ちょっと更新をお休みしていましたが、動きがありましたのでまた更新再開します。
3/18発表 3/17 中国大陸新規感染者状況。
◉市中感染確定0
◉海外輸入確定6(天津3 上海2 広東1)
◉市中無症状感染者0
◉海外輸入無症状感染者6
◉死亡0
◉治療中確定例169(海外輸入168)
◉治療中無症状感染者261(すべて海外輸入)
◉治療中重症例0
◉隔離中濃厚接触者4,130
◉累計死亡4,636
◉累計確定例90,072
3/18発表、3/17上海市。
◉新規市中感染0
◉新規海外輸入2
【累計】
◉市中感染371 退院364 入院治療中0 死亡7
◉海外輸入1,472 退院1,436 入院治療中36
◉疑似0(市中感染)
◉疑似6(海外輸入)
◉医学観察中無症状感染0
◉重症例0
◉最近の上海市の市中感染者発見初日2021/1/21
◉最後の上海市での市中感染者発見日2021/2/4
3/17 上海市で市中感染者の治療中患者がゼロに。
一時、重篤例にまで悪化した症例もありましたが、今回のクラスター発生では死者を出すことなく、ゼロにできてよかったです。
中国治療薬開発情報
3/15 中国科学院上海薬物研究所が、新型コロナ治療薬として開発が進められていた新薬DC402234が、米国Frontage第1相臨床研究センターのGergory Tarcey教授らにより、米国で第Ⅰ相臨床試験に入るとのこと。
中国ワクチン情報
3/15現在、中国医では6,498万人がワクチン接種済みとのこと。
https://m.thepaper.cn/newsDetail_forward_11711284
3/16 中国で国内向け4種類目のワクチン緊急認可。CHO細胞由来遺伝子組み換えタイプで、中国科学院微生物研究所などが開発。2020年10月に1相、2相試験を終了し、2020年11月から国内外で29,000例対象に3相試験実施。製造し易いのが特徴のワクチンです。
以上です。
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