見出し画像

3/12 中国の新型コロナ状況(広東省のPCR検査費用値下げ)&上海情報

 今日も定例のPCR検査を受けました。上海の医療関係者は、規定により全員1〜2週間に1回は検査受けています。もちろん、私の様に2回ワクチン接種しても、市中感染者が出ていない現在でも、この定期PCR検査制度は続いています。(鼻咽頭スワブすると鼻がスカーっと通るのでちょっとクセになってきたw)

 そのPCR検査ですが、広東省では、PCR検査の値段をさらに値下げ、3/1から検査費が50元(約836円)に値下げされています。これに材料費10元(約167円)が加算されて合計60元に。またプール式検査の場合は更に安く1回20元(約334円)に設定されました。現在のところ中国では最安です。これでさらに気軽に検査受けられますね。受けたい人はドンドン検査を受けて、受けるべき人は必ず検査を受ける。これが中国式です。

 一方で、北京市ですが、全人代も終わり、やっと移動が通常モードに戻りそうですね。3/16 0時より、中国国内低リスクエリアから北京市に入る際に7日内のPCR検査陰性証明は必要なくなります。健康QRコードが緑で、体温が正常であれば自由に往き来できるようになるとの発表がありました。これまでは低リスクエリアからも14日間健康観察と、7日目、14日目PCR検査も必須でした。

画像1

3/12発表 3/11 中国大陸新規感染者状況

◉市中感染確定0
◉海外輸入確定9(上海3 広東2 四川2 河南1 陝西1)
◉市中無症状感染者0
◉海外輸入無症状感染者10
◉死亡0

◉治療中確定例182(海外輸入177)
◉治療中無症状感染者244(すべて海外輸入)

◉治療中重症例0
◉隔離中濃厚接触者4,594
◉累計死亡4,636

3/12発表、3/11上海市

◉新規市中感染0
◉新規海外輸入3
【累計】
◉市中感染371 退院362 入院治療中2 死亡7
◉海外輸入1,457 退院1,419 入院治療中38
◉疑似0(市中感染)
◉疑似1(海外輸入)
◉医学観察中無症状感染0
◉重症例0

◉最近の上海市の市中感染者発見初日2021/1/21
◉最後の上海市での市中感染者発見日2021/2/4

上海市では新規感染例、重症例、死亡例は昨日も出ていません。

ワクチン関連情報

 中国シノバックのワクチン、ブラジルでの研究結果のBBC報道がありました。有効率50.4%とやや低めになっています。しかし、注目されている重症化させないという意味ではほぼ100%みたいですし、冷蔵〜常温保存もできて、現段階で大量生産が実現出来ているし、そもそも不活化ワクチンとしてはこんな感じなのでは?と私は思います。

画像2

画像3

 https://t.co/fyjju3zgvI?amp=1

 同時に、ブラジルで変異株への研究も行われていて、初期の研究では一定の効果があることが分かっています。

  以上です。

 

毎日更新するためのエネルギーとして、少しでも応援して頂ければ大変ありがたいです。中国各地を探索するための旅費として活用させていただきます。