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烙印ドラゴンメイド④60枚構築考察

はじめに

この記事では、遊戯王マスターデュエルにおける烙印ドラゴンメイドデッキの考察をしていきます。

今回は、60枚構築の考察です。比較対象として、前回のサンプルレシピを参考に枚数考察をしていますので良ければご覧ください。

60枚構築のメリット・デメリット

60枚のメリット

  • 隣の芝刈りが採用できる

  • ロマリン等素引きしたくないカードの素引き確率を下げる

  • 汎用、対策札、別ギミックを積める

  • 枠の都合で最低限しか積めなかったカードを増やせる

60枚のデメリット

  • キーカードの素引き確率が40枚と比べて低い

  • 後攻時にうららG等の優秀な手札誘発を引く確率が低い

初動枚数の考察

60枚構築の問題点である初動カードの引きにくさに関しては、サーチ札を増やすことで緩和できます。
また、芝刈りは確定サーチではないですがパワーがかなりあるため、実質1枚初動と考えることができます。

40枚構築を参考にした初動枚数目安

前回のサンプルレシピは、40枚構築であり、以下のような1枚初動枚数でした。
召喚権が必要:7枚(チェイム3、パルラ3、アルベル1)
召喚権が不要:5枚(烙印融合3、烙印開幕2)
合計枚数:12枚

60枚デッキでは、この1.5倍程度積めばよいと考えて、
召喚権が必要:10~11枚
召喚権が不要:7~8枚
合計枚数:18枚程度 を目安にします。

チェイム側

増やすカードは、手札が減らず召喚権も不要な、封印の黄金櫃が有力です。
40枚:6枚(チェイム3、パルラ3)
→60枚:9枚(チェイム3、パルラ3、黄金櫃1、芝刈り2)
芝刈りでかさ増しして考えるとちょうど1.5倍です。

烙印融合側

召喚権を使うドラゴンメイドを引きにくくなるためアルベルを増やします。さらに枚数を稼ぐため、手札コストがメリットになり得る竜魔導を優先して追加します。
また、黄金櫃と芝刈りからもサーチ可能です。
40枚:6枚(烙印融合3、烙印開幕2、アルベル1)
→60枚:13枚(烙印融合3、烙印開幕2、アルベル2、竜魔導3、黄金櫃1、芝刈り2)
竜魔導の追加により、1.5倍は楽に達成できています。

初動枚数まとめ

上記のようにカードを追加すると、
召喚権が必要:11枚(チェイム3、パルラ3、アルベル2、竜魔導3)
召喚権が不要:8枚(烙印融合3、烙印開幕2、黄金櫃1、芝刈り2)
合計:19枚 となるため、最初の目安を満たしています。

引きたくないカードについて

前回の構築で、素引きして1枚で使えないカードのうち、ほとんどが烙印融合成功でアクティブ化でき、1枚以上ぶんの仕事ができるようになります。
初動考察から、60枚構築の方が烙印融合側のアクセス率が高くなるため、間接的に事故が軽減されるものと考えられます。
60枚構築の場合、黄金櫃のサーチ先2枚も引きたくないカードとして加わりますが、手札コストに出来るためロマリンほどではなく、事故率が増えたとも考えにくいです。

おわりに

今回は、60枚構築の考察でした。
ロマリン素引きの確率を下げつつ、初動はサーチを増やすことで確率を下げないようにすることができそうです。

次回は、60枚構築のサンプルレシピを紹介します。

第1回(理想展開について)

前回↓

次回↓



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