見出し画像

純ドラゴンメイド①壺型考察

はじめに

この記事では、遊戯王マスターデュエルにおける純ドラゴンメイドデッキの考察をしていきます。
筆者はダイヤ1まで到達する程度の実力はありますが、あくまで個人の意見ですので大丈夫な方のみご覧ください。
表記について、「ドラゴンメイド・チェイム」→「チェイム」のような省略をしています。

今回は、EXデッキをコストにする壺を採用したタイプの純ドラゴンメイドデッキについて考察します。

壺型

ここで言う壺型とは、EXデッキをコストに使う壺である「強欲で金満な壺」「金満で謙虚な壺」の2種類を搭載したデッキタイプになります。サンプルレシピとして、以下のサイトを紹介しておきます。

壺の性能

強欲で金満な壺
・EXをランダムに3or6枚除外し、1or2枚ドロー
・1手目のみ
・ランダム性はあるが、手札を増やせる
金満で謙虚な壺
・EXから選んで3or6枚除外し、デッキトップ3or6枚から1枚選んでサーチ
・与ダメ半減のため、できれば攻撃後に使いたい
・選べるが手札は増えない

純ドラゴンメイドと壺の相性

ドラゴンメイドはEXデッキを使うデッキですが、純ドラゴンメイドは以下の点からドローソースである2種の壺とかなり相性のいいデッキと言えます。

  • 重要なEXモンスターがシュトラール、ハスキー、天球の3種に限られており、実際に使用するEXデッキの枚数・種類が少なくなることが多い

  • テーマのサーチ魔法がなく、下級モンスターが引けなかった場合何もできなくなってしまうため、ドローによる引き込みが重要

  • ドラゴンメイドの通常召喚前に、相手のうらら等を使わせることができる

  • テーマコンセプトによる持久力、星7,8ドラゴンメイドの攻撃力、お片付けの対応力が高いことなどから、メインだけでもある程度戦える

採用枚数

上記サンプルレシピでは、被ると弱いことを考慮して、合計4~5枚の採用となっています。
マスターデュエルでは金謙が規制されているため、最大4枚採用できます。

PSYサイフレームギア・γガンマ

後攻で強力な誘発として働く他、自分ターンでも以下のように発動しやすく、カオスルーラーで手札と墓地を増やしつつシュトラールの素材も用意できます。
壺型の優勝レシピ全てで採用されており、実質必須枠と考えられます。

  • 壺に対するうらら等の誘発を止めることができる

  • お片付け、リラク、お召し替え墓地効果によって、盤面を空けやすい

その他相性の良いカード

屋敷わらし、アーティファクト・ロンギヌス

天球に対する墓穴の指名者を止められるカードであり、メインに合計2枚程度採用されています。サイドデッキも合わせるとすべてのレシピに計4~5枚採用されています。

バージェストマ・ディノミスクス

こちらは採用していないレシピもあり、採用する場合は2枚が適切そうです。採用理由として以下が考えられます。

  • 上記の壺やγは腐る場面も多く、腐ったそれらを手札コストとして利用できる

  • テーマ内でできない除外による除去を行え、永続魔法罠に対する解答になる

  • テーマ内に罠が2種類あるため墓地効果の発動が狙いやすく、イムドゥークの存在からドラゴン族として天球の素材にできる

採用枚数等考察

EXデッキ

シュトラール 3 主力、壺後に残ってほしい
ハスキー 3 同上
天球 3 同上
ストライカードラゴン 1 チェイムパルラの1枚初動のため
カオス・ルーラー 1 自ターンγから出すため
ランク8 1 除去効果を持ったもの、ディンギルスやアルセイ等
イムドゥーク 0or1 ディノミスクスをドラゴン族に変換するため
リンク2 残り 汎用枠、トロイメア2種やPSYフレームロード・Λ等

メイン ドラゴンメイド関連

ドラゴンメイドカードの枚数は、ナサリー周り以外の採用枚数が一致しています。

チェイム 3 1枚初動、お召し替えサーチ
パルラ 3 同上
ティルル 3 1枚初動にはならないが1枚から変身効果を使える、他の下級にアクセス出来る
ナサリー 0~1 初動にならない
ルフト 1 パルラ、ティルルの変身先
フランメ 1 同上
エルデ 0~1 展開効果が優秀
お心づくし 2 サーチできる、ターン1で被りが弱い
お召し替え 1 サーチできる、素引きの場合他に2枚以上ドラゴンメイドが必要で事故になりやすい
お片付け 3 妨害、展開にたくさん必要
リラクゼーション 1 サーチ先の選択肢として

メイン 汎用・手札誘発

壺2種 計4~5 上記考察より
γ MAX 同上
PSYフレーム・ドライバー 1 γのため
わらし、ロンギヌス 計2 上記考察より
ディノミスクス 0or2 同上
その他汎用・手札誘発 残り 環境に合わせて

おわりに

今回は壺型ついて相性のいいカードや枚数について考察しました。
複数の入賞実績があり、純ドラゴンメイドデッキにおける結論構築と言えるのではないでしょうか。

次回↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?