自己紹介とMDツインズの妊娠発覚

はじめに

こんにちは、MDパパです。
妻が「MDツイン」というなかなか珍しい妊娠をしたので備忘録、そして今後誰かの参考になればとnoteで記録を試みました。

バックグラウンド

私達は30代前半の夫婦です。
結婚してから5年ほどの間で3回、赤ちゃんがうまく育たない不育に悩まされていました。
染色体異常、甲状腺、抗リン脂質、プロテイン、もちろん精液検査などできる限りの検査を行いましたがはっきりとした要因は見つかりませんでした。

--
そもそも妊娠の1,2割は流産してしまうことがあり、確率的に2連続で4%、3連続も1%弱と少ないながらも存在はするものなんです。
私は理系なこともあって、確率を説明されると仕方のないことかなと納得してしまいました。
--

妊娠発覚[5週目]

それから半年ほどして、4回目の妊娠です。
自宅での検査薬で陽性、まだ5週目でしたが不育でお世話になった病院へ行きました。
コロナ禍も終盤でしたが、私が仕事のため、この時は妻だけ。
私はドキドキしながらオフィスで連絡を待ちます。
「心拍が確認できるかな?」
「子宮外妊娠とかないよな?」
など様々なリスクを会社のパソコンにも関わらず調べてました。
リスクに詳しくなると不安が増すのでお勧めできません。

そして妻からの電話、急いで席を立ち電話にでると…泣いている妻…

『あぁ、難しいな、妊娠って』

と思っていたところ、なんと一卵性の双子との報告でした。

正直すぐには理解できず、とりあえず無事なのかを確認後、電話を切り、またも会社で双子について調べてました。
やはり調べれば調べるほどリスクに詳しくなり、喜ぶべき時なのに落ち込んでいました。

--
またしても確率のお話になりますが、そもそも一卵性、二卵性の双子の確率は1%強程度です。
二卵性は不妊治療の影響により起こる場合が多いため、国の不妊治療の方針によって確率が異なるようです。
北欧では1-2%、日本では1%弱でしたが上記の理由により微量ではあるものの日本でも年々増加しています。
一方、一卵性は完全に自然現象で起こるもので世界的にも確率はほぼ変わらず0.4%程度なんです。
いやー、少ない。250人に1人。
--

再度検診[6週目]

1週間後、同じ病院で再度検査を行いました。
このときは

・胎嚢の大きさ
・心拍
・一卵性の種類の判断

この3項目を中心に検査しました。
事前に調べてはいましたが、一卵性でも以下のように3種類に分類できるのです。
胎盤の数、羊膜の有無でMM、MD、DDの3種類に分類できるそうです。
・MM 一絨毛膜一羊膜 - 胎盤共有、一つの羊膜
・MD 一絨毛膜二羊膜 - 胎盤共有、二つの羊膜
・DD 二絨毛膜二羊膜 - 胎盤、羊膜がそれぞれにある

ここでMDと判断され、大学病院の紹介状を書いてもらいました。

--
DDツインは二卵性とほぼ同じ扱いになるようで、ほとんどの病院で出産可能。
MDツインは大学病院など、各都道府県で何ヶ所かで出産可能。
MMツインは更に限られた大きな病院でのみ出産可能。
--

来週以降、大学病院の様子などをお伝えしていければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?