【昔話】2009 年の収支と投資
2009 年のお金の使い方を懐かしんでみます
収支
引き続きこの記事と同じ集計方法で集計を行いました。
年間収支は ¥923,480.- でした。
特筆すべき収入・出費
ご祝儀
家族にお祝い事があったので、 1 月に ¥100,000.-、 5 月には ¥50,000.- 祝儀を送りました。
立替分
実家の自家用車にカーナビを設置したいといわれて、9 月に費用を立て替え10 月に回収しています。
出張旅費
10 月に海外出張が、11月にも国内出張があり旅費を立て替えています。事後清算なので、それぞれ翌月に入金されています。
上記の影響で、9 月から 11 月は、現金・普通預金よりクレジットカードの残高が大きくなってしまっています。
投資
従業員持株会
15 % だった奨励金率が 5 月以降なくなりました。
奨励金は「会社業績に応じて、10 % ~ 25 % 」と定められていたのですが、「配当率 1 % などと比較して高すぎるため」という理由で奨励金そのものが廃止されました。
経営陣が単利と複利の区別すらつかないのか、それとも会社は従業員をどうせ単利と複利の区別などつかないだろうと馬鹿にしているのか、いずれにせよ会社の将来の先行きに絶望を感じました。
最低限 10 % 支払うとしていた奨励金を積立額の変更ができない 5 月から廃止されているので、この時点ですでに従業員との契約を軽視する会社だったのだなと、これを書いていて改めて気が付きました。
奨励金廃止のもう一つの理由として「想定外の使われ方をしているため」とも書かれていました。それは私のせい? と少し思いますが、それならば制度設計時に拠出額か奨励金額に上限を設けるなりすべきだったのではとも思います。
もともと ¥100,000.- 積み立てできるのは 1 年限定でしたので、変更可能月の 7 月からは ¥50,000.- に減額しました。
投資信託 (積み立て購入)
引き続きセゾン投信のグローバルバランスファンドと資産形成の達人ファンドを積み立てています。
8 月にあらかじめ決めていた損益率をオーバーしていたため、グローバルバランスファンドを半分、資産形成の達人ファンドはすべて売却しています。
この時点では以下のような計画を立てていました。
一定額で積み立て続ける
年に 1 度確認し 5 % 含み益が出たら半分、10 % の含み益で全部売却する
売却した場合は、その後 3 年で再度積み立てられるよう積立額を増やす
2002 年から 2008 年ごろまでのボックス圏で上下動を繰り返す相場を見て、含み益が発生した高い時に売却し、積み立てで安いときにも買い続ければ、手元資金が小さくても手堅く資産を増やせるのでは?などと考えていました。
なので売却した後の 9 月から、グローバルバランスファンドは ¥6,000 .- / 月、資産形成の達人ファンドを ¥7,000.- / 月に、積立額を増やしています。
なお、この先 4 年ほど基準の含み益を超えなかったという単純な理由で、上記のルールを使ったのはこの 1 回だけでした。 4 年もたつとルールを作ったことすら忘れてしまっています。
個別株
少し日本個別株をガチャガチャとりひきする期間があります。
発端は前年買ったばかりの東芝を 4 月に 1 単元 30 万円強で売却したことでした。東芝株では約 13 万円の売却損を確定し、野村ホールディングス 2 単元、みずほフィナンシャルグループ 7 単元を合わせて、 27 万円弱で購入しました。
5 月には野村ホールディングス 2 単元、みずほフィナンシャルグループ 3 単元を売却し、2 万円程度の売却益を出しています。
リーマンショックの影響
昨年 9月以降、リーマンショックの影響により株式市場全体が大きく値下がりしていて、私の資産も大幅に減少しています。
知り合いに「プリウスを買えたくらい含み損がある」とか話していたことを覚えています。
改めて計算すると最も成績が悪かったのは、2 月中で、含み損は 260 万円ほど、率にして マイナス 55 % 程度だったようです。
まとめ
ようやく 2009 年までたどり着きました。この振り返りを書いている理由の 1 つに、リーマンショック前にどのように投資をしていて、リーマンショック後の底でどのような状態になっていたかを思い出して、今後の投資において相場が悪いときの備えにしたい、というものがありました。
あまりにも減りすぎているので少しでも何とかしようと個別株の短期売買でどうにかならないかと試みていますが、そのために使えるお金も時間も少なくどうにもならないと早々にあきらめました。
スポットで買った投資信託も個別株式もマイナスになり、相場下落でも積立投信はたまたまプラスになったため、「積立が最善なのでは?」と思い始めています。
リーマンショックは影響期間が長く回復までに 5 年かかっています。会社の交流チャンネルにさえ「暴落の兆候あったのに持ち続けてる奴は無能」などと後知恵であおる人まで現れる状況で、逃げ出さずに投資し続けていれば報われる日が来ると信じて耐えていた日々でした。
2010 年に続きます。
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