#読書感想 #スキルはやっぱりマインドから
7月に入って、雨がひたひたと降ったりと、なかなか生活しにくい今日この頃。
そのときに、
「エアコンって素晴らしいな〜」
とつくづく思う。
今は節電が求められているので、例年より設定温度を1℃上げている。
それでも、エアコンが付いていると付いていないでは、雲泥の差だ。
実際の温度の違いがあるのもそうだが、湿度が全く違うので、体感温度が大きく下がる。とても快適だ。
快適な生活は、QOLを非常に高くする。
うん、エアコンって素晴らしいな。
さて、今日も読書感想をまとめていこうと思う。
今日は、「僕は明日もお客さまに会いにいく」川田修著 についてである。
まだ2/3程度の読み進み具合なので、これから主人公の行動が変わっていく「起承転結」の転の部分に入るところ。
「起」と「承」でも納得いく、大事にしていきたい考え方があったので、まとめる。
結論から言うと「スキルはマインド(考え方)からくることが多い」ということ。
だから、スキルだけをやってみても、何だか薄っぺらい感を払拭できない。
厚みのあるスキルは「マインド」を構築していくことが必要である。
本の中で出てきた内容を例に考える。
①名刺交換の場面
(スキル)
テーブル越しに名刺交換をするのではなく、わざわざテーブルを回って、相手の近くまで行って名刺交換をする。
(マインド)
「お客様と仲良くなりたいでしょ。心の距離だけじゃなく、物理的な距離もあるから、まずお近づきになりたい」
※いつもこのパターンだけじゃなく、もちろん相手の反応をよく観察することが大事。
②お茶を出してもらった場面
(スキル)
「ありがとうございます」と言う。
(マインド)
「俺たちはお客様じゃない(営業に来ている人)のに、お茶を出してくれた。ありがたいことだと思わない?」
③お客様が帰られる場面
(スキル)
玄関を出て、お辞儀を止めるのではなく、車が駐車場から出ていくところまで、お見送りをする。
(マインド)
「俺はね、お客様が喜ぶ顔が見たいんだ。この人と付き合うと気持ちがいいと思ってもらいたいんだよなぁ」
この3つの例を見ても、スキルから入るとただやっているだけ感が出てしまう。
やっぱり大事なのは、「マインド」である。
このマインドというのは、みんな同じになるとは限らない。
むしろ、みんなちょっとずつ違った正義をもつことになるはずだ。
ただ言えることは、
「仕事をする上で大事なことは、相手を慮って、興味をもち、観察する」
このことに尽きるように感じている。
日々、仕事やプライベートなどで、時間を過ごしていくと、徐々に「利己的」な自分が芽を出し始める。
そのこと自体は悪いことではない。
だって人生の主人公は「自分」だもん。
でも、私もこの気持ちを大切にしたいと思っている。
「この人と付き合うと気持ちいいんだよな」
そんな人間に、私はなりたい。
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