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ローカリゼーションへの投資対効果を高めるには?
弊社のグローバリゼーション戦略パートナーであるCSAリサーチの調査によると、多くの企業が、自国内のマーケティングやセールス、カスタマーサポートと比べて、海外では同様の活動が十分に展開できていません。海外での売上やマーケットシェアを踏まえるとローカリゼーションに追加費用を出せない。そんな側面があるのかもしれません。
しかし、ローカリゼーションへの不十分な投資が、低い売上やマーケットシェアをもたらしてしまっている。そう考えることもできます。過去の実績だけで判断することは、大きな機会をみすみす逃してしまうことにもつながりかねません。
CSAリサーチのレポート”ROI of Customer Engagement”では、データに基づいて合理的にローカリゼーションへの投資を行う9つのステップを紹介しています。
ステップ1:製品別、国別の収益データを収集する
ステップ2:各国・各言語へのローカリゼーションのコストを把握する
ステップ3:ローカライズしない場合に発生するコストを分析する
ステップ4:各国・各言語のローカリゼーションの年間コストを算出する
ステップ5:ビジネス要件を踏まえて、各国・地域で獲得可能な市場サイズ/収益を想定する
ステップ6:想定した市場サイズ/収益と、実際のデータを比較し、検証する
ステップ7:検証結果を、自社の目的・ゴールと一致させる
ステップ8:優先順位をつけ、ターゲットにすべき国や地域、顧客を設定する
ステップ9:すべてを測るのではなく、重要なことを測り続ける
展開すべき国や地域、言語を決め、投資を適切に行うには、その判断をするための指標を決め、それを証明するデータを蓄積しなければなりません。CSAリサーチのアナリストは、9つのステップを実行することで、業界を問わずローカリゼーションの投資対効果を高めることができるとしています。
CSAリサーチのレポート”ROI of Customer Engagement”では、9つのステップの具体的な進め方やポイントに加え、認知、検討、購入という顧客ライフサイクルの各ステップで、ローカリゼーションを通じてエンゲージメントを高めるためのポイントも紹介されています。に役立つものになると思っておりますので、ご興味ある方には是非使ってみていただきたいと思います!
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CSAリサーチの「リサーチ&アドバイザリーforローカリゼーション」は、グローバルマーケティング/ローカリゼーションを推進するご担当者様が、今回ご紹介した”ROI of Customer Engagement”を含む約500本のレポートをご利用いただける年会費制のサービスです。
ご興味・ご関心をお持ちになられた方は、お気軽にご連絡ください。
また、12月9日にはCSA リサーチのCEOおよびシニアアナリストを招いてのオンラインイベント「日本企業におけるグローバリゼーションの機会とリスク」を開催します。
以下イベント申し込みページより詳細ご確認の上、ぜひご参加ください。
株式会社mctについて
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mctは、世界が認める最新の手法、人々に感動を与える創造力、そして障害を乗り越え、実行するチームづくりを通じて人間中心イノベーションのお手伝いをしています。
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