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フルリモートで仕事を続けているリードユーザのインサイトをご紹介します<アフターコロナビジョニング>

mctの未来探索プロジェクト、「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」。

アフターコロナの未来で人々がどう変化するのか、
変化の先に何が求められるのか、そんなテーマをもとに発足し、サポーター企業のみなさまと共に進行中です。

さて、現在、多くの人が一部もしくは全部、リモートでの仕事を余儀なくされていると思いますが、
今回は、数年前に限界集落に移住し、フルリモートで仕事を続けているリードユーザのインサイトをひとつ、ご紹介したいと思います。

今回のリサーチから得られたインサイト

地方移住とリモートワークが掛け合わさると、
その先の未来で何が起こるのか。

今回ご紹介するのは、奥様が地方移住を夢見ていたため、
自ら積極的に会社と交渉し、数年前からリモートワークを始められたという経緯をお持ちの方。

リモートで働いていると、監視の目がないということもあり、
特に個人ワークの部分の仕事の進め方が本人の裁量に委ねられます。
※そのため、責任感の強い人でないとリモートワークは失敗する?

同時に、人の手が加わっていない田舎では、
何かしたいと思ったら、意外と簡単にスタート出来てしまう。
今回お話を伺った方は、家の前の空き家を買い取って、ゲストハウスをつくられていました。
このあたり、都市部では想像できないですよね。

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※画像はイメージです。

印象的だったのが、本業の息抜きの時間に、ゲストハウスの手入れをしていること。
9時から18時までオフィスで仕事、というスタイルからはいい意味で、かなりかけ離れた生活をされていました。

また、近くの農家さんから美味しい野菜をもらったり、自分で魚を釣ったりして、その土地と深く関わりながら生活する中で、その地域に何か貢献したいという夢が生まれてきたという。

本業の時間とサイドワークの時間のミックス。本業を通して実現したい夢と、その地域に貢献したい夢のミックス。
その土地と繋がりながら、同時に、インターネットを介して遠くの仕事仲間とも繋がることで、複数の価値が交錯していくことが一つの発見でした。

リモートワークは今後も続くでしょうし、都市への通勤が必要ないならば地方移住も進むでしょうから、今回お話をお聞きしたような方は、アフターコロナの時代に、ますます増えていくのだろうと思います。

本ブログを書いている佐藤もフルリモートで働いており、
UXリサーチャーの本職の傍ら居住地の奈良を盛り上げる活動をしており、
とても共感しながら取材を楽しく視聴していました。




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