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ビートルズの新曲がやってくる!(15) MV公開①

ビートルズの新曲「ナウアンドゼン」がリリースされた翌11月3日、間髪入れずにMVが公開されました🎥

公開はこちらも全世界同時で日本時間23時が予定されていましたが、当日急遽1時間前倒しがアナウンスされ、22時に公開。


MVの監督は、ドキュメンタリー「ゲットバック」でお馴染み、新曲の制作においてもキープレイヤーとなったピータージャクソンが務めました。
実は、ピータージャクソンの前にアップルがMV製作の白羽の矢を立てた監督がいるようですがそちらは流れてしまい、ピーターに依頼。
映画監督であり、ミュージックビデオの制作経験のないピーターも断ろうとしたようですが、アップルの全面的なバックアップにより制作が決定しました。

ピータージャクソンはMV公開の前々日に、このMVに関して長文の声明を出しています。


新曲「ナウアンドゼン」に対するショートフィルムの存在同様に、この声明があることでMVも公開前に概要が推察できる状態になりました。
が、あまりにも長いので、重要なところをピックアップしてみます。
ちなみにピータージャクソンは書籍収集、ブート収集、ファンポッドキャストを視聴してしまうくらいの大のビートルズマニアという大前提でお読みください。

✔️アップルからMV制作依頼が来た時乗り気でなかった

✔️MV制作経験がなく、ファンを失望させてしまう不安が大きかった

✔️MVに俳優やCGによるビートルズを使いたくなかった

✔️ピーターの依頼により、アップルは1995年の新曲レコーディング映像を発掘。ポールとリンゴはレコーディング映像を提供し、ショーンとオリビア(ジョンとジョージの家族)は、未公開ホームムービーを提供。さらにピートベスト(ビートルズのデビュー前メンバー)が最初期の映像を提供してくれた。

✔️曲の最初の30-40秒を最初に手掛け、その後エンディングに取り掛かった

✔️エンディングには視聴者がビートルズとのお別れをする場所への優しい誘導を盛り込んだ。この構想をダニー(ジョージの息子)に明かすと、彼は涙を溜めた。

✔️中間部分はビートルズらしく、笑いと道化に徹した

✔️寂しさと笑いが絶妙なバランスで配合されたビデオとなっており、ザ・ビートルズの最後に相応しいお別れを演出したつもりだ


短くまとめると、MVは古今のレア映像ありなビートルズで構成されており、涙と笑いありのビートルズらしい作品に仕上がっている。そして「最後の新曲」らしく「お別れ」も演出した、ということですね。

なんか大体わかってきました。。

そして、公開されたMVが、これだー!!!

公開直前にこのサムネイルがSNSに回ってきたんですけど、
1980年のジョン、1995年のジョージ、2022年のポールとリンゴの並びがかっこよすぎて期待爆上がり!

ま、MVはMVでまた別の雰囲気でしたけどね(笑)

ファンからはこのMVが公開されて曲の評価が上がったってくらい高評価のMVですが、一方でミックスが中途半端で気持ち悪いみたいな感想も散見されました。

監督ピータージャクソンはポッドキャストで長文声明以上のさらなる舞台裏も明かしています。

ということで、次回はたーくさんのネタが組み込まれたMVを解剖してみようと思います。

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