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目が決め手なのだ!

父の母親(祖母)。

沢山いる子供達の中で、父のことを一番出来の悪い子だと思っている模様。

結婚の挨拶に現れた母に対して、「一番カスを掴んだと!」などと発言。

父の兄達を見て、母は思いました。

「私が(父の兄弟の中で)、一番良い人と結婚できたわ!」

父の兄弟は、皆、何か突出した才能を持っています。

しかし、父は、総合力の人。

何をやっても、そつなくこなすのですが、コレと言った、分かりやすい決め手がありません…。

まあ、有る言えば、愛され力。

祖母は父のことを「カス」とか言いながらも、父のことを「一番可愛い子供」と断言。

父の姉達も、父のことをとても可愛がっていたそうな…。

美男子でもないのに、異常にモテまくる運命の人(笑)。

極度の人間不信だった母までもが、父を見て、「コレだ!」と確信。

母の実母まで、「お父さん狂」に…。

(一体、どうなっているんだ…)

当の本人は、とぼけた感じ(笑)。

私が、「お父さん、なんか、騒がれてるみたいやで~」と言ってみたところ…。

「あれは、(騒いでいる人達の)自己満足たい!」

などという、冷めた様な返答が…。

妙に落ち着き過ぎて、可愛くない。

しかし、クリクリお目目の童顔が影響してか、「可愛い男」としての地位を不動のものにしている父。

やっぱり、目はとても大事なのでした。

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