みんなで騒ごう!

今日は、新人さんが入社してきました。

退職する友人の後任者です。

今まで、友人の後任候補が短期間で連鎖退職していました。

今度は、新人さんを過剰なまでに大切に扱うボス。

実は、昨日、ボスはお気に入りの先輩社員と私を別室に呼び出して、「ご意見が聞きたい!」 などと言い出しました。

そこで、「どうして今まで新人さんが立て続けに辞めて行ったのか?」ということが議論されました。

かなり辛辣な意見を言った私。

それでも、まだ、オブラートに包んだ方です。

「ボスは、軽々しく人と約束をしますが、それを守ったことはあるのですか?」

「従業員に対して、無神経な発言を繰り返しましたよね!」

「膨大な仕事を人に押し付けていますよね!」

それに対して、私を攻撃してくるボス。

「あなたは、以前、仕事で○○というミスをしました!」

(今は、その話をしているんじゃね~!)

話をすり替えようとするボス。

全く、反省していません…。

ちなみに、従業員達からは、「卑怯者」 と呼ばれています(笑)。

しばらく、黙ってこのやり取りを見ていた先輩社員。

意外にも、私の援護射撃をしてくれるではありませんか!

「花甘露さんの言う通りです!」

この先輩、実は、「ボスのポチ」 と呼ばれていました。いわゆる太鼓持ち。

そんな先輩ですら、ぶちギレたのですから、尋常ではありません。

この議論は、2時間以上も続きました。

ある男性社員が、異変を察知。

私と2人っきりになった途端、「何があったんですか?」 などと尋ねてきます。

この職場は、彼で持っているようなものです。心優しき彼は、皆に慕われています。

「ボスは、私達に新人さんの退職理由について、ウソの説明をしました!」

「面接でウソをつかれた新人さん達は、激怒して辞めて行ったのですよ!」

これには、彼も苦笑い。特に、驚いた様子はありません。

「あなた程の人が、何故こんな所で働いているのですか?」

「皆、あなたが居るから、この職場で頑張れるのですよ!」

「くれぐれも、体は大切にして下さい!」

私がそう言うと、何故か、遠くを見つめる彼。月の残業時間は、なんと175時間を超えることも…。

皆、大人しく黙って働くのは辞めようぜ!

従業員達の結束が必要なのでした…。

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