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こんな会社は御免だ

職場で仕事の引継ぎを受ける際に驚いたことがあります。

前任者は大抵、その職場が嫌で辞めていかれます。

仕事を教えてもらっていて、分からないことがあったので尋ねてみました。

「どうして、そうするのですか?」

すると、返って来た答えが

「どうしてか分からないけど、そうするの!」半分キレ気味です。

「なんか分からないけど、そうするの!」

「普通、仕事って教えてもらえないものなのっ!」

この言葉を聞いて思いました。彼女も苦しい思いで働いていたんだなぁと。

大体、分からないで仕事をしていたなんて凄すぎます。そして、辛すぎます。ちっとも、楽しくありません。彼女はいつもイラついていました。

それから後、ある会社の面接を受けた際に代表の方に尋ねてみました。

「こちらの従業員の方たちは、仕事の内容や意味を理解されて、働いていると感じていらっしゃいますか?」

すると、ここでも驚いたことに、平然と

「理解なんかしていないでしょうね」というお返事が・・・。

「はぁ?」こんな会社は、もう御免です。ちなみに、専門職です。

よくそんなことで仕事が成り立っているなと感心します。

「理解してもらおうと思いませんか?」と私。

「全然」「作業だけしてもらえばいいから」みたいな感じです。

聞けば、離職率も高いそうな。それも、全く気にしていない様子でした。

今の職場で私が常に考え続けてきたことは、どうやったら後任の方に仕事を上手く教えることが出来るかということでした。

入社早々、そんなことを考えながら引継ぎマニュアルを作成し続けてきました。前任者の意味不明な説明を家に帰って、図を描きながら一晩中考えたことも・・・。

どうか、後任の方の不幸度が少しでも緩和されますようにと願うばかりです。



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