見栄でやる仕事

ボスが、お客さんに見栄を張って、やっても意味の無い仕事を引き受けて来ました。

しかも、お客さんに頼まれてもいないのに。

自ら、ウチは、こんな事も出来ますと提案。

自分でやれば良いものを…。

この仕事を私に振るボス。

同僚も呆れています。

｢それ、どんなに立派に作っても意味無いから！｣

しかし、お客さんに約束した以上、やらねばなりません。

果たして、お客さんにこの仕事の意味が分かるのかは、謎。

かなり面倒な計算式を組んで、Excelのシートを作成しなければなりません。１時間以上のロスです。

こんなシートを使うより、手計算した方が早いのに…（笑）。

そう、ボスに主張するも、｢専門職が、そんな事ではいけない！｣ とか言い出します。

ちなみに、私は、パソコン関係の専門職ではありません。

それに、数字に強い訳でもありません。

もう、得意な人に聞いた方が早いのだ！

家に帰って、｢お父さ～ん！｣ と叫ぶ私。

これに、ゾッとする父（笑）。

最近、体調不良に苦しむ私は、｢これこれ、こういう事が出来るExcelのシートが欲しいんだ！｣ と父に言い残して、布団へ直行。

全く、酷い娘なのでした…（笑）。

しかし、さすがは父。

数時間後に起きてみると、出来ているではありませんか！

（おお、感謝・感激！）

このExcelの表をお客さんに提供するも、反応はイマイチ。

きっと、使わないと思う…。

無駄な努力と分かっていてやる仕事。

ボスの見栄に付き合わされ、意味の無い事をやらされるのは、日常茶飯事。

｢オマエ、自分で出来ないくせにー！｣

従業員達の怒りの種は尽きないのでした…。