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死活問題

今日も仕事で疲れて、気分はボロボロ。

ベンチに座って、ボ~としていたところ…。

隣に座っていたおばさんが、自分の働いている会社に電話をかけていました。

「給料が何時振り込まれるか分からないって、どういうことですか!」

「私達は、お金が有り余っている訳ではありません!」

「私達が、明日から現場に行かないと言ったら、どうするのですか!」

「これでは、家賃も払えないじゃないの!」

「私は大人しい性格ではないから、ハイそうですかなんて引き下がりませんよ!」

その後も、色々主張をするおばさんでしたが、どうも、情緒的。

コレ、違法状態です。

「労働基準法違反で、労働基準監督署に駆け込みますよ!」

私なら、そう言うでしょう…。

今まで私が働いて来た職場も大概酷いものでしたが、決まった日に、給与はちゃんと振り込まれていました…。

(変な会社って、いっぱいあるのね…)

このおばさんを見て、「私の居る会社の方がまだマシ」とも思えない悲劇…。

ちなみに、…。

賃金については、労働基準法第24条において、(1)通貨で、(2)直接労働者に、(3)全額を、(4)毎月1回以上、(5)一定の期日を定めて支払わなければならないと規定されています(賃金支払の五原則)。

以前、私の知り合いが言いました。

「お金を払ってもらえない時は、滅茶苦茶でもいいから、法律用語をまくし立てると上手く行く!」

「これで、すぐにお金が振り込まれたモンね!」

おばさんは、その後も電話をし続けていました。

何とも胸が痛い1日となったのでした…。

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