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珍しい人?

今の職場にやって来てから友人となった総務の女性。

とても女性らしく、色気もあり、美しい佇まいです。

そして、自分の欲望に忠実な小悪魔女子です(笑)。

ワガママの輝き故、キラキラしています。男性陣には、超モテモテ。

でも、決して、他者に迷惑を掛けている訳ではありません。

この様なタイプの女性は、同性からは足を引っ張られがちです。

そんな彼女と私が友人関係にあるのは、何故なのか?

実は、私の母。子供の私が言うのも何ですが、大変美しい人なのです。

ちなみに、私は、母とはちっとも似ていませんが・・・。(残念!)

幼少期に、一旦は両親に捨てられてしまった母。

「何で、あんな美しい子を捨てたの?」と周りの人達は首をかしげます。

その答えを私なりに考えてみたところ・・・。

母の両親も見栄えが良く、親戚一同が皆、その様な状態だったのです。

母の両親にとって「美しいという事が、特に珍しくない」状況であったが故に、母の子供としての価値はそれ程でもなかったと推測されるのです。

むしろ、「女の子は、将来お金を稼いで親の面倒を見ることが出来ないだろう」という、両親の誤った認識によって、母は捨てられてしまったのでした。

実際は、この後、母が稼いだお金で祖父母は暮らして行くことになるのですが・・・。母の弟は、稼いだお金を全く家に入れなかったそうです。

総務の女性。同性からの攻撃が止むことはありません。

最初、同じ職場で働く別の友人に尋ねられました。

「どうして、あんな人と友達になれるの?」

その問いに、黙って微笑む私。

その答えは、心の中にそっとしまって、その場を去りました。

「彼女の様な人は、私の中で、特に珍しい人ではないから・・・」

しかし、本来は「皆と同じとか違う」とかで人を判断してはいけないと思うのです・・・。

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