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2023年を振り返る

2023年1月 ニコ動に新曲を投稿した直後の繁忙期の最中、お昼休みにラジオを聴いていたら「Moonchild」(米カルフォルニア)というグループのネオソウル音楽を知り、漁っているうちに感銘を受けました。


3月 坂本教授がお亡くなりになる。繁忙期が終わったらオリジナルを作りたいと思っていたものの、これを機に坂本教授の曲を初めてカバーする事を決意しました。(6/28に「Bibo no Aozora 美貌の青空」を投稿)

7月 教授のコード、特にピアノのボイシングについて勉強していたら「Still Hurting」というミュージカル音楽に触れる。


8月 それまで自分の仕事を精力的にこなしていたものの、7月末に襲来したリターン台風により10日以上自宅に籠ることを余儀なくされ、同時に糸が切れたかのように気分の激しい落ち込みに襲われ、一か月間鬱々としていました。大きな要因として、年の後半に陥るであろう経済苦が予想されました。秋に予定していた年に一度の遠出ツーリング(鹿児島・霧島)も諦めることに。
生産コストの急激な上昇と消費生活における物価高。

9月後半からアルバイトや予定にはなかった白ゴマの栽培など必死に働きました。そこに音楽活動はほとんど入る余裕はありませんでした。食費を削るために釣り道具を購入(結局、釣りに行く時間的余裕がなく使わず仕舞)したり家庭菜園を始めました。私にとって音楽活動は生活が成り立って初めてしうるもの。
そしてオリジナルは時間がかかるものの、カバーではどうか?と思い、ボカロ曲のカバーを作り始めました。(追記:その後、2024年3月になってようやくの投稿となる)

10月 仕事の傍ら、X(Twiitter)の相互さんのマイリストを漁って聴きまくる。そこで「strawberry record」に出会います。既に解散しており、とても切なく思いました。


10月末 Xでブチギレ事件

普段の生活とXではキレるという事をしない人です。怒るという行為は無駄なことというか、社会に対してとかニュースに触れてとか、そういった事が無意味で一切関知しない、ジャッジしない、自分の中でジャッジしても一々呟くことではないと思っていました。が、交通事故と一緒で自分にミスがなくても問題は向こうからやってくるということもある、ということに気が付きました。

 ニコニコ動画のインボイス炎上です。インボイスについては夏ごろからyoutubeなどで一応は知っていましたが、地元の農協も一切の説明もなく「どうせ売上高1,000万円以下の免税事業者だから」ということで気にしていませんでした。
しかし、インボイス適格事業者登録を行ってしまうと次期作物における単価(交付金)が課税事業者と同一となることが、自分で調べてはじめてわかりました。つまり作物の単価が減ってしまうのです。国は作物を多く作れ!と言いながら、多く作った者ほど税金を取りまくるという愚策には納得できません。他の農家さんも同じことを言っています。インボイスは効果あり!と主張する方は、本当にやってみてどうだったのかお聞きしたいところです。簡単に言うと財務省が中小企業や個人事業主に対して消費税のとりっぱくれをなくすために敷いた制度です。個人事業主には何のメリットもありませんし、むしろ弱い者いじめです。

11月上旬 何をしてもストップがかかる。
Xでブチギレてから何をしても生活にしてもストップがかかりました。何をしてもうまく捗りません。むしろもがけばもがくほどやり直しをしたりミスを連発したりしました。自分の生き方が間違っている証拠です。自省を余儀なくされました。

12月 年内の繁忙期
毎年、12月から年を跨いだ4月初め頃までは収穫繁忙期となり、雇われの身となります。この期間で一年の生活費の8-9割を稼ぎます。つまり一年の大体の生活予算が決定づけられます。足りない分は夏場のアルバイトや臨時で農作物を作って賄います。

冬は一年で一番好きかもしれません。毎日の慌ただしい中で見る自然・風景、草や木々、鳥の鳴き声の美しさは特に感慨が深くなります。

それは私の脳内がそうさせているのかもしれません。そういった感覚が音楽の探求心やアイデアをくすぐります。

何もしないで惰性で生きているとアイデアはなかなか浮かばないものです。むしろ、慌ただしい毎日に"今を生きる"と自然とアイデアが浮かびます。
でも、今となってみれば今年の夏場のように、年に1,2度ある"何もしないで悶々とする時期"の自分も許せるようになりました。それでいいのだと。ネガティブな自分も認めてあげる。何も無駄はないと。人が躓くことは権利です。人が「〇〇すべきと」とか「こうしたらいい」とか、とやかく言うことではありません。人それぞれにペースや歩幅があります。そこで自分に気づきが起こり、勉強を再開します。

冬の厳しさを知る人は春の暖かさを知る人です。

長々と書きましたが、私にとって2023年は改革の時でした。事業について今度はこうしようとか改善を余儀なくされました。音楽制作環境も改善しました。今後は夏場でも快適に創作が可能です。

来年は音楽も含めて発展の年にしたいと思います。拙い文章でしたが、読んでいただいてありがとうございました。

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