見出し画像

12月25日「モノが手につかない人」

今日は遭遇した人のことではなく私のことです。
でも、こういう人いるよなぁと我ながら思う出来事を書きます。

出かけた先でお土産を買いました。
あれもこれもと手に持って、結構なボリューム。
「袋、要りますか?」と言われましたが
「いえ、車で来ているのですぐ持って行けるので結構です」と
何故かわざわざ理由も丁寧に伝えて断りました。

お会計を済ませて店を出るとき、ドアを開けようとして手が滑りました。

というよりは、「あ、落ちる」と思いました。

そう、手は別に何も動かしていないのに、
腕の上に重ねて載せたがゆえに、バランスを失ってしまったお土産たち。


ビリッ 
  ガコッ


イヤな音がしました。
ほぼこの2つの音は同時でした。

ああ、箱に入った缶ビールのセットが、無残にも床に落下。

ビリッというのは箱が破れた音。
ガコッというのは缶がちょっとだけ潰れた音。

いずれにしても、お土産として機能しなくなったことを意味しました。

お世話になった人に渡そうと思って選んだのに・・・
今、数秒前までは無傷だったのに・・・
まだ店の外に一歩出ただけなのに・・・

店員さんはこのことに気づいておらず。

恥ずかしいのと事実を受け入れたくないのとで、
とりあえずその場で固まる・・・

もうプレゼントできる見た目ではなくなりました。

もう一つ買う?
今なら戻って買うことができます。
ちなみに、閉店間際でしたので、お店の人は片付けの支度をしていました。

あー、何ということをしたんだ・・・
おっちょこちょいな人め・・・(はい、私です)

結局、ビールは缶が凹んでも自分が飲めばよいと言い聞かせ、
ちゃんとした箱をもう一度買いました。

それにしても私はモノをよく落とします。
握っている物、手に乗せている物をことごとく落とします。
神経的な部分で何か問題があるのかと思うほどに。

瓶ビールじゃなくてよかったと思おう。
気を付けよう。
(そう言ってすぐケロッと忘れるタイプ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?